2024.07.11 ブログ 「地雷」は、踏み込まれたくない想いです。 「地雷を踏んでしまった」とよく言われます。 相手が、触れられたくないことに触れることです。 人それぞれ経験・価値観等により、想いも違い 地雷・触れられたくないこと・領域があります。 夫の地雷というのは、 ◇夫の価値観に合わないことをするか、しないかです。 ビールを注ぐグラスを冷蔵庫で冷やしているか、いないかです。 ビールを毎晩1本、量を飲むわけではないので、心地よく 本人が美味しいと思える温度・泡・味で飲みたいという想いが強く 冷やしされていることで、本人の思う飲み心地になり、 地雷を踏まないことになります。 冷やしていなければ地雷を踏んだということになります。 価値観に合わないことがされれば、即不機嫌になります。 パソコンを以前も教えたのに今回も同じことを聞かれると 夫にとって「同じことを繰り返し聞かれること」 が地雷を踏むことになります。 「前にも言ったでしょ」という発言になります。 妻の地雷というのは、 ◇洋服を洗濯機にいれないこと 食べ終わった食器をそのままにして流し台にも運ばないこと テレビを付けっぱなしで寝ていること 休日遅くまで寝ていること。等が 積り積もってイライラして溢れだして爆発します。 溢れだした時に 具合が悪くて寝ているのに 「俺の夕食は?」と言われると地雷を踏むことになります。 妻に切れられても夫は、何で切れられているのか? が理解できないことが少なくありません。 妻がイライラしている時によく口にする言葉があります。 「どうして分かってくれないの?」です。 ◇子どもと同じように世話をしなければならないこと ◇夫が家庭のことを顧みず、自己中心的のこと ◇仕事ばかりで、家のことを何もしないこと等 妻にとっては、積み重ねなので、何時も何時もになり 過去のことにはなりえません。 夫は、「仕事だからしょうがない」 「昨日のことは、過去のこと」 「自分に都合がよくないことは、『忘れた』、『覚えていない』 で済ませようとすることが少なくないと 妻は、捉えています。 妻にとっては、、何時もの繰り返しで問題が 解決されているわけではないので 何回も繰り返し夫に言うことが多くなります。 夫にとっては、問題が解決されていないという認識がないもで 過去の『済んだ話』として捉えるので 「もう散々その話は聞いている」 「何回も話したら気が済むの」等と 心から想っています。 夫は、妻の言葉の通り受け取ります。 裏側に秘めている妻の心情をくみとり、 妻の想いに添う言葉を返すことは得意とは言えません。 男女での地雷の違いは、ありますが 根本的な想いは同じです。 人として認められたい・承認欲求です。 夫は、「夫として家族の為に役に立って、男性としても 妻に認められて尊重されていたい」と想っています。 妻は、「妻として家族の為に役に立って、情勢としても 夫に認められて尊重されていたい」と想っています。 日々の忙しさに追われていると、心のゆとりがなくなり パートナーに対しての心配りが、行き届かなくなり 感謝の気持ちを言葉にすることを忘れがちになります。 ◇「ありがとう」 ◇「美味しいよ。」 ◇「おかえりなさい。お疲れ様です。」 当たり前のようですが、言葉にできていない ことがあります。 夫が、帰宅したら笑顔で ◇「おかえりなさい。お疲れ様です。」と迎えましょう。 夫婦は鏡です。 パートナーが意地を張れば相手も意地を張ってしまい パートナーが、素直になれば相手も素直になってきます。 パートナーと想いが違うからといって 打ち負かそうとしたり、否定したりせずに 受け止めて、尊重していけることが とても大切です。 お互いの個性を理解して、受け止めて尊重していけることで 2人ならではのコミュニケーションが創造されていきます。 それにより、思い違いも減り、夫婦の信頼関係・絆 もより深くなっていけます。 結婚生活は2人がお互いの想いを理解・尊重していける ことが何よりも必要です。 あなたは夫婦関係の「距離感」を意識したことはありますか? 人との関係を保つには、「パーソナルスペース」 「自分の領域」がとても重要です。 領域には物理的な距離と精神的な距離があります。 人には、個々のパーソナルスペースがあり この領域に自分以外の人が侵入してくると 圧迫感や不快感を抱くようになります。 パーソナル・スペースは、子どもの頃に経験した 周囲からの教えや親の姿などに影響を受けるといわれ、 育った環境によって人とのつきあい方に影響を受けています。 夫婦の間でもパーソナル・スペースの持ち方は 違いがあることを理解し、互いの距離感を 意識することが必要になります。 結婚生活の中では、 ◇パートナーの環境・想いを尊重すること で話しやすい環境をつくること。 ◇パートナーの境界線を引けることで で程よい距離感を保てること。 パートナーが話したくないこと・ 触れられたくないことにはあえて 踏み込まないようにしたり、 気づかないふりをしたりすることも 必要になります。 「夫婦なのだから、隠し事は良くない」 と思われる方も少なくありません。 パートナーがどのように想っているのか? 分かっていますか? その人その人で違います。 ◇「何を大切にしたいのか?」 ◇「何にこだわるのか?」 ◇「何が譲れないのか?」 同じ経験をしても、思うこと・感じることは 人それぞれで違うからこそ その人の想いを尊重することが重要なです。 「間」・「見守ること」・「待つこと」 話し合っているように思っていても パートナーの話を途中で遮ったり、 早合点して怒ったり、 パートナーの反応・言葉を待てていないこと 多くあります。 2人で歩み寄りながら、答えを出していけることが 夫婦関係を継続していくうえでとても重要です。 再婚・想いの伝え方・更年期等何でもご相談ください。 カウンセリングを活用してみませんか? 夫婦問題の解決のヒントになる記事を掲載してあります。 記事はこちらから 青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり 戻る 次へ ブログ一覧へ戻る カテゴリー ブログ 新着情報 お知らせ 過去のデータ イベント コラム 新着記事 2024.11.20 無関心は夫婦関係の赤信号・『夫婦から他人へ』 2024.11.17 子連れ再婚・「義理パパブルー」 2024.11.14 ブラック家庭とは・・・