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Le Couple mieux

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2022.03.14 

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妻に「正論ばかりね」と言われる夫

思い当たることはありませんか?
カウンセリングの中で、相談されることが
少なくないことです。

39歳の夫の相談です。
妻は36歳子ども9歳・6歳です。
仕事が忙しくてなかなか平日子育て・家事を
手伝えてないことは自覚されているそうです.

夫婦喧嘩になることも日々の些細な事が多く
常に妻から
◇「あなたの言うことは正論ばかり」
◇「自分の言こと事だけが正しいと思っている」
◇「自分のことを正当化することばかり。」
と言われるそうです。

30代から40代は夫は仕事・妻は専業主婦だと
子育てが生活の中心になり、お互いにゆとりを
持てない時期でもあります。
お互いに、ストレスを抱えて、パートナーになかなか
寄り添えず行き違いも増えイライラも増えます。

疲れてイライラしている時は、お互いの言動にも
敏感になり、ゆとりのある時には、気にならないこと
まで気に障り、夫婦喧嘩も起こりやすくなります。



何か自分にとって想定外のことが起きた時
◇「どちらが正しいか?」
◇「何が正しいか?」
が問題ではなく起きている状況を受け止めて

◇「起きている想定外の問題を、どのようにすることが
お互いにとって、よりよいのか」
を考えて解決することが大切なことなのです。
お互いを裁き合うことではありません。

正論だけで、問題を解決しようとすると
妻の「想い」をくみ取らないだけでわなく
傷つけてしまうことも多々あります。

自分が想う「あるべき姿」「常識」
を強要していることになり、
パートナーの想いは、
「正しくないこと」否定されることになり
不満が残ります。
正論が、その時の状況に適切でないことも
多々あります。

妻が、買い物にいくのに、傘を忘れて
子供たちも濡れてしまったことがあったそうです。

夫に「妻にどのような声掛けをされたのですか?」
とお聞きしたところ

夫は、「今日は、雨が降ると天気予報で
言っていたのにどうして傘をもっていかないの?
子供たちも風邪ひいちゃうでしょう!」

妻「出かける前にバタバタしてしまって」
夫「前の日に入れていれば問題ないでしょ!」
妻「また正論ね」



夫に妻の状況を考えて
◇「何故妻がその問題を夫に話すのか?」
◇「どうして今その状況にあるのか?」等に
想いを馳せて頭の中で整理してから
妻に言葉にすることを提案させて頂きました。
その時その時の想い・感情があります。
1+1=2ですが、
人の想いは1+1=3にも5にも-1
にもなります。

理性だけでなく感情を伴い生きているのが人間です。
自分のミスを正論で指摘された側にとって
理性では「正しいことを指摘された」と理解できても、
感情では「自分が否定されている」というます。
ネガティブな印象が拭えず、「責められている」
という想いになります。
正論は言われた側にとって逃げ道がなくなります。

上記の場合
夫「大変だったね。子供2人を1人で連れて
買い物行くんだから
出かけにバタバタするよね。
前の日にいれてあると安心だよ」
と返答できると
その夫の言動により、妻のイライラも減少していき
、妻にも夫の状況を正しく理解してもらえることになります。

夫は、「そうなんんですね。正論だけを妻に
言葉つもりはなかったですが・・・
妻の状況に寄り添えるように気をつけます。」

と言葉にされて帰宅されました。

何が正しいのか?が大切なのではなく
お互いにパートナーの想いに寄り添い
受け止める側の感情を配慮し、互いを思いやった
コミュニケーションが大切です。

コミュニケーションとは
◇気持ち・意見を相手に言葉・表現等
通じて相手に伝えること。通じ合い。
ラテン語では「分かち合い」
という意味です。

◇「お疲れ様」
◇「ありがとう」等
の言葉をそえることにより、
疲れやイライラが軽減されていき
明日も元気に頑張れる「活力」になります。

◇「自分の考え方を押しつけない」
自分が正しいと思っているやり方や価値観を押しつけない。
パートナーにも、パートナーの想い・やり方、
価値観があり、どちらが正しいということはありません。

今までの自分の価値観・環境とは
違うこと・違う環境を受け入れることは
大変なことですが楽しいことでもあります。

あなたは、パートナーの立場に考慮しながら、
話しをしていますか?
パートナーを自分の思い通りにしたくて
自分の想いの正しさを強く主張していませんか?
パートナーは、あなたに距離を置こうとして
心を閉ざしていきます。

夫婦は、「共鳴」します。
コミュニケーションは、お互いの想いが届いて
受け入れられることで成立します。

コミュニケーションをとる時
大切なことは、
◇相手が存在してくれていることに感謝して
パートナーの想いを受け止め・理解・尊重して
時には想いを伝え、時には見守ることができること

「あなたが、相手を受け入れず、
尊重・感謝せずに、責めたり、否定し続けると
コミュニケーションは、成立していません。

パートナーを受け止められなくなると
意識無く・無意識で責めてしまっています。
パートナーの言動にイライラしてしまったり
心配になり一言が多くなって
しまうこともあります。

パートナーのイライラは、相手にも伝染します。
そのイライラが、夫婦喧嘩に繋がります。

この時のイライラは、パートナーの
言動のせいにしがちですが
相手の言動をあなたの価値観で判断して
イライラしていることが多いのです。

「共存していくこと」は、
容易いなことではありませんが
日々の生活の中で、お互いに改善して欲しいことがある時は
なるべくその時に冷静に話し合い改善していけることが
夫婦関係をよりよく保てる誘因です。

今後もカウンセリングをさせて頂きて、
具体的な改善策を提案させて頂きます。
一人で悩まないでくだい。
諦めずに
可能であることは全てしてみませんか?

「ご相談者様の望まれている幸せ」
に歩めるようにサポートさせて頂きます。

・修復・コミュニケーション・離婚危機等
何でもご相談ください。


夫婦問題の解決のヒントになる記事を掲載してあります。
記事はこちらから

青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり