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Le Couple mieux

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2021.09.21 

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「ワンオペ家事・育児」の根本的な問題点

ワンオペは、何が問題だと思いますか?

「ワンオペ」とは、「ワンオペレーション」のことです。
「ワンオペ育児」パートナーの単身赴任や病気・ひとり親等
様々な事情によって、ひとりで育児を行うことです。
「子どもの学校など、環境を変えたくないから、
夫にひとりで行ってもらう」選択肢を選ぶ人も
少なくありません。
共働きも増えて、自分で仕事もしながら家事・育児を
ひとりで行う、朝から晩まで休む暇がない場合も
多々あります。
ひとり親は、「ワンオペ家事・育児」に加えて
「大黒柱」という大きなストレスを抱いています。

◇夫が育児・家事をやるのが当たり前という
社会通念に変わってきていること。
昔に比べて夫の育児参加が増えているとはいえ、
諸外国に比べて日本はまだまだ少ないのも事実です。

夫が育児にかかわる時間は増えているものの、
共働きが当たり前になっている今、
妻の負担は減っているとは言い難いでうす。

「夫と同居なのに、育児を実質ひとりでやっている」
という妻の不満から、「ワンオペ育児」という
言葉ができたようです。

 

 



 

 

総務省が2017年9月に公表した社会生活基本調査によると、
子どもがいる共働き世帯の妻の家事関連時間は
1日当たり妻は、4時間54分で、夫は46分と6.5倍
もの開きがあります。

妻は、夫に不満を抱きながら、もう一歩で
◇「私の能力が足りないからじゃないか」
◇「自分がダメ母だから」と思ってしまう妻が
少なくないんです。
妻が、自分を責めることはありません。

◇妻の想い
⒈子育てへの不安
初めての出産、育児の場合、どう子育てしていいか?
戸惑うことが多いのです。
ワンオペ家事は、
◎核家族・世話焼きの隣のおばさんの不在
も大きな影響しています。
◎社会で子供を育てるという価値観が減少しています。

⒉夫への嫉妬・うらやましい
◎キャリアに支障がない
母親は復職時に元のポジションには戻れないことが多いです。
父親は、子供が誕生してもキャリアに影響することは少ない。
自己犠牲がなく、独身・子なし時代と変わらない生活を続けて、
人生の主役が自分のままでいられること
飲み会の回数を減らすことも多くはないようです。
妻がワンオペ育児をしていても、上司や友人や親や世間から
何も文句を言われることはありません。
夫がワンオペ育児をしていたら世間からの風あたりは
強い傾向にあります。

⒊夫への絶望
◎産後の身体の不調を分かってもらえないこと
育児や育児が女性の仕事だと思われること
性別役割分業の価値観がいまだ日本社会では、
「家事・育児は女性の役割」といは根強いです。
助けてほしいのに、伝えられないこと、伝わらないこと
夫の子育て・家事への主体制がなく「手伝う」という
気持ちが強いこと

◇妻と子どもの問題として捉えてしまいますが、
家族である夫にも、自分の問題として捉えてもらい
育児・家事のサポートをしてもらえることで、
イライラ・不満が減り、精神的に落ち着きます。
休日は、実家に行ったり。夫の単身赴任先に行き
日々の家事・育児から離れることも大切です。

◇一人で頑張りすぎないこと。

夫が、よく口にする言葉に
「休日は、家族サービスだから」
という言葉があります。

「家族サービス」家族のために尽くすことです。
妻は、家族サービスという言葉を
口にすることはありません。
◇「家事・育児を手伝っている」
◇「やらされている感」が
夫の使う言葉からもひしひしと感じられます。
「手伝う」で「自分から主体的にする」
のではないということになります。
妻の「ワンオペ」しているという想いの根底には
夫の子育て・育児への主体性のなさは大きいものです。

 

 



 

 

単身赴任等物理的に不可能な時等は
「まめに妻の話しを聞く」
精神的な負担を軽くできるように
することが、何よりも大切です。

夫の中には、
◇何をどのようにサポートすればよいのか?
分からないまま、その想いを妻に伝えないで
何もしていない方も少なからずいます。
◇ミルクつくろうか?
夫に聞かれたら、嫌な顔せずに
ミルクの作り方等を伝えましょう。

妻も一人で頑張り過ぎずに
ママ友・公共機関等にサポートを依頼できることは
して、乗り越えることも必要です。

お互いにパートナーの状況に思いを馳せて
◇「仕事が忙しいんだから、仕方ないだろ」
◇「いつも私ばかりがやらされて、たまには手伝ってよ」
ではなく
◇「いつもありがとう。今度の休みは子供見てるから
気晴らししてきてね」
◇「いつもお疲れさま。パパさすがね」
感謝の言葉を添えて想いを伝えれると
パートナーの愛情も感じられて、心のゆとりも
もてるようになり、夫の自主的な行動も
改善されていくことが多々あります。

お互いに忙しくてパートナーに断られてとしても
怒ったりしないことが大切です。
受けてくれた時は、
「ありがとう。助かるわ。」等
感謝を言葉にして伝えましょう。
パートナーに任せたら、やり方に文句を付けずに
全てを任せることが大切です。
文句を言われると、自己否定されてと
受け取り次はありません。

妻は、その時の自分の想いを夫に分かってもらえた
と実感できること・共感してもらえることで
夫の愛情を感じられて幸せです。

夫は、自分のした行動の成果を妻に認めてもらえた
と実感できること・共感してもらえることで
妻の愛情を感じられて幸せです。

お互いに共感してもらえたと実感できることで
お互いの満足感・充実感がアップして
夫婦としての絆をより深くしてくれます。

2人で歩み寄りながら、答えを出していけることが
夫婦関係を継続していくうえでとても重要です。

今後もカウンセリングをさせて頂きながら
ご相談者様の求めている幸せ寄り添えるように
サポートさせて頂きます。

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青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり</