2021.09.09 ブログ 片付けられない妻の想い 39歳夫からの相談です。 子供6歳と2歳と妻の4人の家族です。 妻が片づけが得意ではないそうです。 ◇洗濯ものは、取り込んだら、たたまずに置きっぱなし ◇はさみを出したら出しっぱなしで元のところには戻さない ◇郵便で届いた荷物は一週間でも玄関の棚に置きっぱなし ◇夏物と冬物の入れ替えもない 家の片付かない状態を見ているとイライラしてしまい 家に帰りたくない程のストレスだそうです。 以前から何回も「片づけて」とお願いをして ご自分でも片づけを手伝われているそうですが 夫が片づけても会社から帰宅すると何時もの状態に 戻ってしまっているそうです。 妻は、家が片付いていないとは自覚しているようです。 妻は「そんなに気になるならあなた・夫が朝、帰宅後に 片づければいいでしょう」と 最近は朝・昼に食べた食器まで 洗わなくなってしまわれたそうです。 夫に 「◇妻が何故片付けられないのか? 片付けたくないのか?考えられたことありますか?」 ◇何時から片付けられないのですか? 結婚当初からですか?子育てをされるようになってからですか? とお聞きしました。 「え?考えてことはありません。 子育てを始めたころからです。」と答えられました。 カウンセリングをさせて頂くと 夫は、仕事が忙しいこともあり、家事育児を 妻に任せているようです。 片付けらない方には、2つのタイプがあります。 1:片付け自体が得意ではない人。 2:日々の生活に不満があり、心に余裕がなく 気力が薄れて片付けられない人。 心が整理されていないことと 片付けができないことは関係があります。 妻は、子育てやママ友のことで 夫に話を聞いてもらいたいのに 帰宅していなかったり、聞いてくれなかったりという 不満を抱かれいるようです。 子供たちが寝た後、疲れ果てて一緒に寝てしまうようです。 もともと片づけの得意ではない方はいらっしゃいますが 家の状態と心の状態は比例していることも多いです 夫に、妻の現状をお尋ねしたとこと 「そういえば・・・」と思い当たることが 多々あるそうです。 妻・夫それぞれがお互いののストレスを 理解できていなかったようです。 想定外のことが起きている時、 パートナーのことを否定するのではなく ◇「何故そのことが起きているのか?」 パートナーのその時の想い、状況に想いを馳せてみること がとても重要なことです。 家を片づけることは義務ではなく、家族が心地よく 過ごせるための空間・環境づくりです。 2人にとって居心地よい環境を創造していけることが 夫婦において何よりも大切なことです。 折に触れて、ゆっくり過ごせる2人の時間をもち お互いが、 ◇「何を大切にしていきたいのか?」 ◇「何を望んでいるのか?」 ◇「2人でいて楽しいことは何か?」 ◇「2人で穏やかな暮らしができることは何か?」 を話し合い共有していけることにより 「~であるべき」「~でなくてはならない」という 想いは無理なく減らしていけることになります。 片づけることに気力が薄れている人にとっては楽しみながら 片づけられることも大きいことです。 夫と楽しい話をしながら夫と一緒に片づけたり お子さんと一緒におもちゃを片づけたり 片付いた場所に妻の好きな花を飾るとか 思えて楽しくなれると片づけたくなります。 とお伝えさせて頂いました。 夫に「結婚生活で大切にしたいことは なんですか?」とお聞きしました。 夫は「安らげる自分の居場所が あり、妻子と穏やかに過ごしたい」 と迷いなく答えられました。 「妻の話しを聞いて、できるだけ育児・家事に協力して 妻のストレスを軽減していきたいです。 そのことで自分のストレスも軽減していけると想います。 対抗策が見えてきました。 ありがとうございます。」 と前を見つめて答えられました。 結婚生活で義務感でしていることは 当然継続できません。 ストレスが溜まるばかりです。 現実を受け止めて、対応していけること 「~あるべき」「~でなくてはならない」 という想い・価値観から離れることにより 自分自身も楽になれて、パートナーの想いも 受け入れられ、理解・尊重していけるようになれます。 お互いの「想い」を理解して 尊重し合えば義務ではなく、喜びになります。 喜びを共有できることは、生きる礎になります。 夫婦関係の絆を強固にしていきます。 お互いに違った環境で生きてきた別人・他人で 習慣・癖・価値観が違うのは当然です。 パートナーを変えよう・コントロールしたい とアクションされてくると ◇自分を否定された ◇ありのままの自分を認めてくれない パートナーへの信頼関係は薄れていきます。 自分のすること・存在することを喜んで くれる人が傍らにいてくれることは 人の心を柔らかく穏やかで強いもの にしてくれます。 困難にも立ち向かえる支えになります。 ◇パートナーに思いやりある対処をしてもらえたこと ◇パートナーに自分の想いを受け止めてもらえたこと ◇ありのままの自分・存在を認めてもらえること パートナーの「想い」を共有して理解できていれば 我慢ではなく自然に「折り合い」がつけらます 妥協は、歩み寄り・譲り合い・思いやりで 2人やり方が出来ていくことです。 お互いの「想い」を話し合ってみることから 始めてみませんか? 今後もカウンセリングをさせて頂きます。 夫婦のコミュニケーション・夫婦喧嘩の収束の仕方・離婚危機等 何でもご相談ください。 カウンセリングを活用してみませんか? お待ちしています。 夫婦問題の解決のヒントになる記事を掲載してあります。 記事はこちらから 青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり 戻る 次へ ブログ一覧へ戻る カテゴリー ブログ 新着情報 お知らせ 過去のデータ イベント コラム 新着記事 2023.06.07 価値観の違いとは? 2023.06.04 「夫婦喧嘩」始まり~収束の仕方 2023.06.01 妻が離婚を考える時「2人なのに1人より孤独」