2020.12.08 ブログ ゲーム依存症の夫の心理と妻の想い 最近少なくない相談です。 妻30歳の相談です。 夫32歳代子1歳半です。 夫は自分第一で家事・育児のサポートは 皆無だそうです。 時間があればゲームだそうです。 買い物に行くので夫に頼んでいってもゲームを 止めることもなく、息子さんをお願いしていっても何見せず 息子さんは脱水症状起こして 病院に救急で行かれたことが2回あるそうです。 何言っても「返答無し」だそうです。 結婚前は、そうでもなかったので 結婚してしまって・・・ 妻は、 ◇夫には、心が感じられないんです。 口を開くと文句になるけど・・・ 子供の父親は、一人 ここまで自己中だと気づけなかった・・・ あり得ない・・・気が付いていたら結婚しなかった 「離婚したほうがいいですか?「」 というご相談です。 子どもができたら、父親としての自覚も芽生えて、 そんな生活も変わるのでは? という想いも砕かれ・・・ ◇子どもが産まれても、驚くほどに興味を示さない ◇子どもをつついたりして遊ぶという程度のことしかない ◇妻に対していたわりの言葉もない ◇夫婦の会話もない このような状況では、夫婦の亀裂が生まれます。 ◇帰宅後や休日はスマホゲームばかり ◇家族よりスマホを大切にする夫はもういらない…という妻 スマホゲームに没頭している夫に対して、 虚しさを感じる妻は多いです。 ◇話しかけてもまともに聞いていない ◇返事をしない夫と会話・同じ空間にいることが苦痛 コミュニケーションのとれない夫婦になります。 子供がいて家にいる妻は、子育てを2人でしていきたいのに 話を聞いてくれず、ゲームばかりしている夫に嫌気をさす のは当然のことで、気持ちは理解できます。 ゲーム依存の誘因 ⒈孤独を感じている 人に嫌われることを恐れたり、過度に人との コミュニケーションを怖がる傾向にあります。 人付き合いの苦手な人も 「誰も自分の気持ちを理解してくれない」 孤独感を抱えています。 孤独感や「誰もわかってくれない」と 心を閉ざしてしまいです。 「ゲームというバーチャルな世界観の中にいる」ことで、 「この世界にいれば誰も自分のことを傷つけない」 思い込ゲームにのめりこんでいくケースは 少なくありません。 ⒉自己肯定感が低い 失敗体験が重なり「自分はどうせ何をやってもダメだ」 「自分には価値がない」 ゲームを通して、達成感や成功体験を経験することで、 「自分はゲームだけはできる」というある種 自信を持てるのです。 ⒊不安感が強い 自己否定が大きいので、「人の目を見て話せない」 という方が多いようです。 様々なことへの不安も大きく、ゲームに集中している時は 不安を忘れられるようです。 ⒋生き甲斐が見いだせない 楽しいと思えることが特になく、退屈しのぎに始めて のめり込んでしまう方も多いです。 ⒌ストレスをため込みやすい 孤独感・自己否定が大きく、一人で抱え込みやすく ストレスも抱え込んでしまうことが多いようです。 ゲームに集中することで、ストレス、 現実を軽減することができる。 根底には、複雑な想いがあるので、 対処していくことは、容易なことではありませんが 不可能ではありません。 対処法 ⒈ゲームをやりたい夫の気持ちを否定しない 仕事等のストレス発散という意味でゲームをしたい と想ってる方は少なくありません。 「たかがゲーム」と言われることを嫌い 否定されればばれるほどゲームにのめり込む ことも多いようです。 ⒉時間を決める。 時間をいきなり制限することは容易ではありません。 ゲーム以外で熱中できることをみつけること。 お互いの想いを尊重して折り合いをつける。 ⒊2人で楽しめることを探す。 夫の興味のあることから入ると、気持ちが 向きやすくなります。 相談者の夫は、「ラーメンの食べ歩き」 が好きだそうです。 楽しいと想えることがゲーム以外にできると 離れれれるケースもあります。 相談者は「そうでしたね・・ラーメン好きでした 2人で楽しむということは、全然ありません。」 可能であることを全てしてから 選択することも重要です。 相談者にお聞きしました。 ◇結婚で大切にされたことは何ですか? 「同じことで悩んだり、笑ったり、泣いたり、 助けあったりすることです。」 即答でした。 ◇あなたの未来に夫はいますか? 可能であることを全てしてから 選択することも重要です。 選択をする時 ◇自分がどうしたいのか? ◇自分の意思で選択していけることが 何よりも大切です 夫婦と言えども所詮は他人です。 結婚生活は、片方だけの我慢じゃなくて お互いにパートナーを思いやれる想い がとても大切です パートナーを思うからこそご飯も作ろうと思えます。 夫婦関係が上手くいかなくなってしまっていると感じた時 ◇何故現状のような状況になってしまっているのか? 立ち止まって考えて寄り添ってみることが 大きな亀裂にならなくて済むのです ◇考え方・捉え方でパートナーへの想い変化していきます。 夫婦関係・結婚生活のあり方を考え直したい時は ご自分の中の意識・捉え方を変えて パートナーと関わってみることも大切です。 人生を共に歩んでいくパートナーです。 お互いの想いに歩み寄りながら、2人で乗り越えて いけるパートナーが傍らにいてくれることは 尊く幸せなことです。 カウンセリングをさせて頂きながら ご相談者様の求めている幸せ寄り添えるように サポートさせて頂きます。 結婚・コミュニケーション・離婚危機 何でもご相談ください。 カウンセリングを活用してみませんか? お待ちしています。 夫婦問題の解決のヒントになる記事を掲載してあります。 アメブロこちらからご覧くだい。 青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり 戻る 次へ ブログ一覧へ戻る カテゴリー ブログ 新着情報 お知らせ 過去のデータ イベント コラム 新着記事 2024.11.23 妻が離婚を考える理由 2024.11.20 無関心は夫婦関係の赤信号・『夫婦から他人へ』 2024.11.17 子連れ再婚・「義理パパブルー」