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Le Couple mieux

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2020.12.11 

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妻の「なんでもいいわよ」の真意

相談に来てくださる30代~40代の夫が相談してくださる方は
「妻に私の気持ちを理解してくれていない」と言われてしまい
戸惑われている夫が多いようです。

夫38歳の相談です。
妻は、32歳で子供6歳と4歳です。
妻と2人で外食する機会があり
夫が、「何が食べたい?」と聞いたら
妻は「なんでもいいわよ」とその場では言ってたので
夫は、寿司が食べたかってので寿司にしたそうです。

妻は、淡々と食べて嬉しそうではなかったので
「何でもいいといったのに?お寿司では嫌だったの?」
と言うと不機嫌な顔をして「別に・・」と言ったきり
何も言わなくなったそうです。

このケースはよくあります。









夫にとっては「聞いたのに言わなくて後で不機嫌になる」
ことは理解しがたいことです。

「なんでもいいわよ」
の言葉には、妻の想いがあります。
⒈夫が行きたいところに行かないと不機嫌になるので
夫の意思に任せるようにしている。
「何が食べたい?」と聞いてはいても
妻が「蕎麦」と言っても夫が「寿司」を食べたい
と想っていて「蕎麦」に行くと不機嫌になるのを
分かっているので夫に選択を任せます。

⒉妻が言わなくても、妻の想いを察してくれて
選択して欲しいので、夫に選択を任せます。

⒊妻は自分に想いを伝えても「無駄」
夫は、どうせ自分の想いを優先して選択するので、
何を言っても、不快になるだけで無駄である。

お互いの想いを具体的に言葉にしないことで、
すれ違いが生じます。


人はその時の健康状態・気分・前食に何を食べたのか?
等によりその時食べたいものなどを判断します。
「何が食べたい?」と聞かれた時に
「昨日の夕食が重めの洋食だってので蕎麦がいいかな~」
「昨日刺身だったから、イタリアンがいいかな~」等
もう一言添えてパートナーに伝えると
お互いの想いを理解し合えて上での選択になるので
不愉快な想いにならなくてよいことが
少なくありません。

パートナーが突然不機嫌になるように思えることは
パートナーに自分の想いが届いていない時
パートナーと自分の想いが異なる時
が多いようです。

妻は、言葉にしなくても、妻の想いを優先して選択して欲しい
夫は、言葉通りにとり、「なんでもいい」と理解して
自分の想いを優先して選択する











妻から「離婚して欲しい」と突然切り出されて
夫は「え何故?」と驚くことがよくあります。

このような不満が積み重なり、
◇何を言っても無駄
◇妻の想いに歩み寄りことがなく自己中である
◇価値観が違う

離婚への誘因になります。

妻の「想い」を夫は気づけずに
「たいした問題ではない」等
楽観的に感じていていたりします。

夫は、この妻の想いをなかなか気づけずに
日々を過ごしています。

妻は、夫からの精神的なサポートが
感じられない時に満足度が減少しやすいのです。

夫は、自分の存在価値を感じられない時に
満足度が減少していきます。

言葉が足らないことによりすれ違い・思い違いをつくり
信頼関係は崩れていきます

◇「いつもなら~のはず」
◇「多分~だと思う」ではなく
人の気持ちは変化していくものなので
目の前のパートナーの言動に心を
寄り添えていくことが大切です。

夫・・目標を達成した時・課題を克服して達成した時
大きな満足感と誇りを感じられて幸せを感じます。


妻・・パートナーと共に共感・感動・喜びを感じられて、
   愛情に満足できると愛情を感じられます。

自分の想いがパートナーに我慢し過ぎずに
伝えられて、届くことは何よりも大切で
パートナーとの夫婦関係を大切に想えばこそ
とても重要なことです。

人の想いは変化もしますし、言葉にしないと
パートナーに届きません。

伝えられ、想いが届くことで、パートナーの想いが
理解できて修復のきっかけになった夫婦も多くいます。

パートナーは、辛い時・苦しい時・悲しい時
悔しい時・情けない時・嬉しい時等
傍らにいて人生を共存・共感している人です。
同居人ではありません。
「無理」と想わないで自分の想いをパートナーに
伝えていきましょう。

お互いの違いを知り、程度な距離を保っていけることにより、
理解し尊重できるようになり、すれ違いがなくなるように、
していけることは夫婦にとってもとても大切なことです。

相談に来てくださる夫は妻の本音・想いを
理解したいと思われて相談に来てくださいます。

相談に来てくださっていることは
妻には、内緒という方が半分です。
夫のプライドと愛情だと思います。
自分の想い・考えたこととしてパートナーに歩み寄り
よりよい夫婦になりたいと想いを抱かれて
勇気をもって相談に来てくださいます。

お互いに「日々の生活を何を想って、何を感じて
生活をしているのか」を想いやりながら
適度な距離を保ちつつ、「共存」していくことが
とても大切なことです。

「ご相談者様の望まれている幸せ」
に歩めるようにサポートさせて頂きます。

日常の日々の生活を大切に「こうしておけばよかった」
にならないようにパートナーとの時間を過ごしていきましょう。

夫婦のコミュニケーション・夫婦の距離感・離婚危機等
何でもご相談ください。
カウンセリングを活用してみませんか?
お待ちしています。

夫婦問題の解決のヒントになる記事を掲載してあります。
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青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり