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Le Couple mieux

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2020.12.05 

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片付けられない妻の想い

39歳夫からの相談です。
子供6歳と2歳と妻の4人の家族です。
妻が片づけが得意ではないそうです。

◇洗濯ものは、取り込んだら、たたまずに置きっぱなし
◇はさみを出したら出しっぱなしで元のところには戻さない
◇郵便で届いた荷物は一週間でも玄関の棚に置きっぱなし
◇夏物と冬物の入れ替えもない

家の片付かない状態を見ているとイライラしてしまい
家に帰りたくない程のストレスだそうです。

以前から何回も「片づけて」とお願いをして
ご自分でも片づけを手伝われているそうですが
夫が片づけても会社から帰宅すると何時もの状態に
戻ってしまっているそうです。

妻は、家が片付いていないとは自覚しているようです。














妻は「そんなに気になるならあなた・夫が朝、帰宅後に
片づければいいでしょう」と
最近は朝・昼に食べた食器まで
洗わなくなってしまわれたそうです。

夫に
「◇妻が何故片付けられないのか?
片付けたくないのか?考えられたことありますか?」
◇何時から片付けられないのですか?
結婚当初からですか?子育てをされるようになってからですか?

とお聞きしました。

「え?考えてことはありません。
子育てを始めたころからです。」と答えられました。

カウンセリングをさせて頂くと
夫は、仕事が忙しいこともあり、家事育児を
妻に任せているようです。

片付けらない方には、2つのタイプがあります。
1:片付け自体が得意ではない人。
2:日々の生活に不満があり、心に余裕がなく
気力が薄れて片付けられない人。

心が整理されていないことと
片付けができないことは関係があります。


妻は、子育てやママ友のことで
夫に話を聞いてもらいたいのに
帰宅していなかったり、聞いてくれなかったりという
不満を抱かれいるようです。

子供たちが寝た後、疲れ果てて一緒に寝てしまうようです。

もともと片づけの得意ではない方はいらっしゃいますが
家の状態と心の状態は比例していることも多いです

夫に、妻の現状をお尋ねしたとこと
「そういえば・・・」と思い当たることが
多々あるそうです。

妻・夫それぞれがお互いののストレスを
理解できていなかったようです。
想定外のことが起きている時、
パートナーのことを否定するのではなく

◇「何故そのことが起きているのか?」
パートナーのその時の想い、状況に想いを馳せてみること
がとても重要なことです。

家を片づけることは義務ではなく、家族が心地よく
過ごせるための空間・環境づくりです。

2人にとって居心地よい環境を創造していけることが
夫婦において何よりも大切なことです。
折に触れて、ゆっくり過ごせる2人の時間をもち
お互いが、
◇「何を大切にしていきたいのか?」
◇「何を望んでいるのか?」
◇「2人でいて楽しいことは何か?」
◇「2人で穏やかな暮らしができることは何か?」
を話し合い共有していけることにより
「~であるべき」「~でなくてはならない」という
想いは無理なく減らしていけることになります。












片づけることに気力が薄れている人にとっては楽しみながら
片づけられることも大きいことです。

夫と楽しい話をしながら夫と一緒に片づけたり
お子さんと一緒におもちゃを片づけたり
片付いた場所に妻の好きな花を飾るとか
思えて楽しくなれると片づけたくなります。

とお伝えさせて頂いました。

夫に「結婚生活で大切にしたいことは
なんですか?」とお聞きしました。

夫は「安らげる自分の居場所が
あり、妻子と穏やかに過ごしたい」

と迷いなく答えられました。

「妻の話しを聞いて、できるだけ育児・家事に協力して
妻のストレスを軽減していきたいです。
そのことで自分のストレスも軽減していけると想います。
対抗策が見えてきました。
ありがとうございます。」

と前を見つめて答えられました。

結婚生活で義務感でしていることは
当然継続できません。
ストレスが溜まるばかりです。

現実を受け止めて、対応していけること
「~あるべき」「~でなくてはならない」
という想い・価値観から離れることにより
自分自身も楽になれて、パートナーの想いも
受け入れられ、理解・尊重していけるようになれます。

お互いの「想い」を理解して
尊重し合えば義務ではなく、喜びになります。

喜びを共有できることは、生きる礎になります。
夫婦関係の絆を強固にしていきます。

お互いに違った環境で生きてきた別人・他人で
習慣・癖・価値観が違うのは当然です。
パートナーを変えよう・コントロールしたい
とアクションされてくると
◇自分を否定された
◇ありのままの自分を認めてくれない
パートナーへの信頼関係は薄れていきます。

自分のすること・存在することを喜んで
くれる人が傍らにいてくれることは
人の心を柔らかく穏やかで強いもの
にしてくれます。
困難にも立ち向かえる支えになります。

◇パートナーに思いやりある対処をしてもらえたこと
◇パートナーに自分の想いを受け止めてもらえたこと
◇ありのままの自分・存在を認めてもらえること

パートナーの「想い」を共有して理解できていれば
我慢ではなく自然に「折り合い」がつけらます
妥協は、歩み寄り・譲り合い・思いやりで
2人やり方が出来ていくことです。

お互いの「想い」を話し合ってみることから
始めてみませんか?


今後もカウンセリングをさせて頂きます。
夫婦のコミュニケーション・夫婦喧嘩の収束の仕方・離婚危機等
何でもご相談ください。
カウンセリングを活用してみませんか?
お待ちしています。

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青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり