2020.08.09 ブログ 「籍を抜くほうが楽」 結婚:婚姻届が受理されて夫婦になること 結婚の言葉には、継続する夫婦生活のことは 含まれていません。 婚姻:法律上の夫婦関係の事です。 法律上の夫婦関係の事です。 結婚と違う点は、婚姻関係を結んだ後に 継続する関係性も含みます。 39歳妻の相談です。 夫は39歳子供12歳と9歳です。 共働きで日々忙しくされている妻は 車で子供の送り迎え・通勤をしています。 妻の信号待ちして止まっている時に 後ろの車がぶつかってきて事故に なってしまったそうです。 ご本人・子供は大丈夫だったそうですが 車はかなりへこみ修理が必要と なってしまったそうです。 夫に携帯で事故を報告した時 「俺の車が・・・」と言われ 妻子のことを心配する 言葉は一言もなかったそうです。 事故になったことを 散々責められて 車の修理費・病院の治療費等 妻の貯金から出させられたそうです。 「君が起こした事故なのだから 責任とってね。」と言われたようです。 その後妻名義の貯金通帳を 常にチェックされて 嫌味を毎日言うようになったそうです。 「俺の車が・・・」と言われた時頭の中で プッツンと音がして切れたそうです それまでも自分の想う通りにならないと 不機嫌になり束縛も大変だったそうです。 事故以来日々の生活もギクシャクしてきて 挨拶もお互いにないようです。 子供も親の変化に気づき「離婚しないよね・・・」 と言ってくるそうです。 妻に「あなたは、結婚生活で 譲れないことは何ですか?」 とお聞きしたことろ 妻は、 「一人の人間として尊重されることです」 とすぐに答えられました。 妻は子供もいるし ◇子供の父親としては、共に子育てをしていきたい ◇父親がいなくなると、子供が不安がるので・・ 「同居は仕方ないけど籍は抜きたい。 籍が抜ければきが楽になる。」 ◇「夫の妻と思いだけで気が重たい」 夫の面倒を見たくない」 ◇「戸籍上も他人になれると 感情が動かなくなるので」 と言われてます。 最近同居続けていて籍を抜く夫婦・家族も 少なからずいます。 「籍が抜ければ気が楽」という 妻の言葉は重いです。 ◇法律上夫婦でいることが、 心理的に負担が大きい 同居人になれば挨拶くらいはでき 子供の父親・母親でいられる」 と妻は言われました。 妻は、共働きなので今まで以上に お金を貯めて準備されてから 夫に切り出そうとされています。 妻の考えている選択は容易な ことではありません。 家庭内別居という選択もあります。 籍を抜くことは、「離婚」することです。 「離婚後」も同居することは、パートナーの同意が なくては成立しません。 「精神的にきつい」という想いは理解できます。 現在の生活を当面続けていくのであれば お互いに挨拶をされるようになるといいですね」 「家の中が少しは明るくなりお子さんたちの不安・ 妻ご自身の活力にもなります。」 ということはお話しさせて頂きました。 妻は、「今までとは違う目標ができたので 感情が動かされないので 気持ちを切り替えれらて挨拶が できると思います。」 と言われました。 妻には、戸籍を抜けるメリット・デメリット もお話しさせて頂きました。 ◎メリット ◇妻・夫としての関係に縛られないこと。 ◇義理の家族との関係の継続への負担がなくなる。 <介護等> ◇住居等の変更がない。 ◇子供の環境の変化を最小限にできる。 ◎デメリット ◇お互いに扶養義務がなくなる。 ◇経済的な負担が増える。 ◇社会的な保障が受けにくい。 妻は、ご自身も収入があるので、 経済的なことへの不安は少なく、 子供の環境の変化を最小限にされたいそうです。 とても意思は固いようです。 妻にとって、戸籍を抜けるということは とても大きいようです。 想定外のことが起きた時にパートナーの 存在が遠くに感じられた時ほど やりきれない・虚しい想いをする ことはありません。 今後も具体的な提案をさせて頂きながら カウンセリングをさせて頂きます。 自分らしさを取り戻す・別居・離婚危機等 何でもご相談ください。 カウンセリングを活用してみませんか? お待ちしています。 夫婦問題の解決のヒントになる記事を掲載してあります。 アメブロこちらからご覧くだい。 青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり 戻る 次へ ブログ一覧へ戻る カテゴリー ブログ 新着情報 お知らせ 過去のデータ イベント コラム 新着記事 2024.11.23 妻が離婚を考える理由 2024.11.20 無関心は夫婦関係の赤信号・『夫婦から他人へ』 2024.11.17 子連れ再婚・「義理パパブルー」