2020.07.25 ブログ 正論は、問題解決を生み出せません。 夫婦関係で、多い悩みの一つです。 ◇「自分は正しいことを言ったし、良いことをした」 ◇「いかに自分が正しいのか」 パートナーの想いに寄り添わずに、一方的に主張することで ◇「何でこれくらい分からないの」 ◇「常識ないわね」 ◇「そんなこともしらのいの」 言われたパートナーは、傷つき心を閉ざしてしまい あなたの想いは、届かなく ◇「自分の気持ちをわかってもらえない」 ◇「否定された」 ◇「話を聴いてもらえない」 といった想いで頭の中はいっぱいで、 何を言われても馬耳東風で、言いたいことも伝わりません。 39歳の夫の相談です。 妻は36歳専業主婦子ども9歳・6歳です。 仕事が忙しくて帰宅が遅く平日子育て・家事を 手伝えてないことは自覚されているそうです。 夫婦喧嘩になることも日々の些細な事が多く 常に妻から ◇あなたの言うことは正論ばかり ◇自分の言こと事だけが正しいと思っている と言われるそうです。 夫としては、何故そのように言われなくては いけないのか? というご相談です。 ◇子供がおもちゃを片付けられないのは 妻のしつけができてないから・・・ 子供のできないことはパートナーのせい 優れているところは、自分に似ている ◇専業主婦なのに夫が帰宅しても 夫の夕食の支度さえできていない 育児・子育てで忙しくて、疲れてしまい 子供を寝かしつけているうちに寝てしまって・・ よくある話です。 頭では、理解していても、様々なことで、出来ないことも 多々あります。 出来なかったことを、心では、 「申し訳ない」 と思っていても、正論で責められて、妻の想いに寄り添って くれようともしないことに感情がついていけないのです。 30代から40代は夫は仕事・妻は専業主婦 子育てが生活の中心になり、お互いにゆとりを 持てない時期でもあります。 お互いにパートナーに対しての思いやりが 行き届かなくなり、すれ違いが多くなります。 すれ違いが増えると、おたがいの想いに歩み 寄ることも少なくなり、パートナーの言動に 厳しくなり、言葉もきつくなり、 夫婦喧嘩も起こりやすくなります。 人の想いは、その時の状況により、変化していきます。 ◇「今まで感情を揺さぶられなかったから」 ◇「今まで大丈夫だったでしょ?」 と思い込みは好ましくありません。 何か自分にとって想定外のことが起きた時 ◇どちらが正しいか? ◇何が正しいか? ◇~を言った・言わない お互いに責めたり、お互いを暴くようなこと を言い合ったりしてしまうことは 避けたいことですが、少なくありません。 夫婦は、お互いの想いに歩み寄りながら 弱い部分を補い合っていくことが 何よりも大切なことです。 すれ違い・思い違いが起きた時 正論だけで、問題を解決できる ことはありません。 正論は、感情が含まれず 感情は、冷静な判断を生み出す ことができません。 夫にお聞きしました。 夫に妻の状況を考えて ◇妻がその問題をどのような想いで 夫に話しているのか? に思いを馳せながら、言葉にしていますか? 夫は、「ありません」 と即答されました。 妻に帰宅直後に ◇「子供の世話をして」 ◇「おもちゃ片付けて」 ◇「2人の子供なのだから・・あなたもして当然でしょ」 と言われたら 「あなたはどうですか?」 不快な想いを抱くことと想います。 夫は、即答で ◇「ありえません」 と答えられました。 「正論」は、 「~であるべきだ」ということです。 2人いれば、2人の正論があります。 感情も2つあります。 物事の言動は、正論だけでは、成り立っていません。 感情・状況等様々なことが含まれています。 大切なことは、どちらが正しいのか? 正しくないのか?ではなく ◇パートナーは何を想って~と言っているのか? ◇お互いにとってどうすることが、 よりよく解決できるのか? ゆっくり、冷静に向き合えることです。 妻の想いを馳せて頭の中で整理してから 妻に言葉にすることを提案させて頂きました。 夫婦は、鏡です。 夫の想いの変化により、言動も変わり 妻に夫の想いも伝わり、状況は良い方向 に向かいます。 パートナーが自分の想いに寄り添ってくれている そう思えることは、妻にとって何よりも嬉しいことです。 夫は、「正論だけを妻に言葉つもりはなかったですが・・・ 妻の状況に寄り添えるように気をつけます。」 と言葉にされて帰宅されました。 変わることのより、パートナーの良いところに 気持ちが向き、楽しいこと・穏やかな時間を 2人で共有できることの尊さを実感できます。 ◇妻の愛情は、夫にとっての自信やエネルギーの源です。 ◇夫の愛情は、妻にとっての安心や幸福感、自信の源です。 日々の生活の中で、楽しいこと・喜びを共有できることが、 多い関係は、想定外のことが起きた時も乗り越えられます。 2人で歩み寄りながら、答えを出していけることが パートナーを継続していくうえでとても重要です。 カウンセリングをさせて頂きながら ご相談者様の求めている幸せ寄り添えるように サポートさせて頂きます。 修復・コミュニケーション・離婚危機 何でもご相談ください。 カウンセリングを活用してみませんか? お待ちしています。 夫婦問題の解決のヒントになる記事を掲載してあります。 アメブロこちらからご覧くだい。 青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり 戻る 次へ ブログ一覧へ戻る カテゴリー ブログ 新着情報 お知らせ 過去のデータ イベント コラム 新着記事 2024.11.20 無関心は夫婦関係の赤信号・『夫婦から他人へ』 2024.11.17 子連れ再婚・「義理パパブルー」 2024.11.14 ブラック家庭とは・・・