2020.04.08 ブログ 「ワンオペ家事・育児」の根本的な問題点 「ワンオペ」になってしまっていませんか? 「ワンオペ」とは、「ワンオペレーション」のことです。 「ワンオペ育児」パートナーの単身赴任や病気・ひとり親 夫の意識等様々な事情によって、ひとりで育児を行うことです。 「子どもの学校など、環境を変えたくないから、 夫にひとりで行ってもらう」選択肢を選ぶ人も 少なくありません。 共働きも増えて、自分で仕事もしながら家事・育児を ひとりで行う、朝から晩まで休む暇がない場合も 多々あります。 ひとり親は、「ワンオペ家事・育児」に加えて 「大黒柱」という大きなストレスを抱いています。 夫がいる場合でも、夫が家事・育児に協力的でないと 「何で私だけ・・・」とストレスが溜まります。 夫が育児・家事をやるのが当たり前という 社会通念に変わってきていること。 昔に比べて夫の育児参加が増えているとはいえ、 諸外国に比べて日本はまだまだ少ないのも事実です。 夫が育児にかかわる時間は増えているものの、 共働きが当たり前になっている今、 妻の負担は減っているとは言い難いでうす。 「夫と同居なのに、育児を実質ひとりでやっている」 という妻の不満から、「ワンオペ育児」という 言葉ができたようです。 総務省が2017年9月に公表した社会生活基本調査によると、 子どもがいる共働き世帯の妻の家事関連時間は 1日当たり妻は、4時間54分で、夫は46分と6.5倍 もの開きがあります。 妻は、夫に不満を抱きながら、もう一歩で ◇「私の能力が足りないからじゃないか」 ◇「自分がダメ母だから」と思ってしまう妻が 少なくないんです。 妻が、自分を責めることはありません。 ワンオペ家事は、 ⒈核家族・世話焼きの隣のおばさんの不在 も大きな影響しています。 社会で子供を育てるという価値観が減少しています。 ⒉「家事・育児は女性の役割」という 性別役割分業の価値観がいまだ日本社会では根強いです。 経済的な理由から共働きをしている家庭もあります。 一方妻の意思で仕事をしているのだから、家事・育児は 妻が主に分担することが望ましいと想っている夫も 少なからずいます。 妻と子どもの問題として捉えてしまいます。 家族である夫にも、自分の問題として捉えて 育児・家事のサポートをしてもらえることで、 イライラ・不満が減り、精神的に落ち着きます。 休日は、実家に行ったり。夫の単身赴任先に行き 日々の家事・育児から離れることも大切です。 ⒊一人で頑張りすぎないこと。 夫の中には、妻に「~して」等具体的な要望がないと 「何をしたらよいのか」分からない人もいます。 夫が、よく口にする言葉に 「休日は、家族サービスだから」 という言葉があります。 「家族サービス」家族のために尽くすことです。 妻は、家族サービスという言葉を 口にすることはありません。 ◇「家事・育児を手伝っている」 ◇「やらされている感」が 夫の使う言葉からもひしひしと感じられます。 「手伝う」で「自分から主体的にする」 のではないということになります。 妻が夫に家事・育児を頼む時にも 「休日ぐらい家事・育児を手伝って」と 夫に依頼していませんか? 夫は、妻の言葉そのものが妻の想いであると捉える方が多いのです。 「手伝う」ではなく、「子供がパパと公園に行けると喜ぶのよ」等 夫に自主的に家事・育児に関わって いってもらえないと、「ワンオペ育児・家事」 は解決していかないことです。 単身赴任等物理的に不可能な時等は 「まめに妻の話しを聞く」 精神的な負担を軽くできるように することが、何よりも大切です。 妻も一人で頑張り過ぎずに ママ友・公共機関等にサポートを依頼できることは して、乗り越えることも必要です。 お互いにパートナーの状況に思いを馳せて ◇「仕事が忙しいんだから、仕方ないだろ」 ◇「いつも私ばかりがやらされて、たまには手伝ってよ」 ではなく ◇「いつもありがとう。今度の休みは子供見てるから 気晴らししてきてね」 ◇「いつもお疲れさま。パパさすがね」 感謝の言葉を添えて想いを伝えれると パートナーの愛情も感じられて、心のゆとりも もてるようになり、夫の自主的な行動も 改善されていくことが多々あります。 お互いに忙しくてパートナーに断られてとしても 怒ったりしないことが大切です。 受けてくれた時は、 「ありがとう。助かるわ。」等 感謝を言葉にして伝えましょう。 パートナーに任せたら、やり方に文句を付けずに 全てを任せることが大切です。 文句を言われると、自己否定されてと 受け取り次はありません。 妻は、その時の自分の想いを夫に分かってもらえた と実感できること・共感してもらえることで 夫の愛情を感じられて幸せです。 夫は、自分のした行動の成果を妻に認めてもらえた と実感できること・共感してもらえることで 妻の愛情を感じられて幸せです。 お互いに共感してもらえたと実感できることで お互いの満足感・充実感がアップして 夫婦としての絆をより深くしてくれます。 2人で歩み寄りながら、答えを出していけることが 夫婦関係を継続していくうえでとても重要です。 今後もカウンセリングをさせて頂きながら ご相談者様の求めている幸せ寄り添えるように サポートさせて頂きます。 夫婦のコミュニケーション・夫婦の距離感・離婚危機等 何でもご相談ください。 strong>カウンセリングを活用してみませんか? お待ちしています。 夫婦問題の解決のヒントになる記事を掲載してあります。 アメブロこちらからご覧くだい。 青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり 戻る 次へ ブログ一覧へ戻る カテゴリー ブログ 新着情報 お知らせ 過去のデータ イベント コラム 新着記事 2024.11.20 無関心は夫婦関係の赤信号・『夫婦から他人へ』 2024.11.17 子連れ再婚・「義理パパブルー」 2024.11.14 ブラック家庭とは・・・