2019.03.16 ブログ 「愛着スタイル」が誘因のすれ違い 愛着スタイル・・・自分以外の人との情緒的な 関係の築き方のことです。 愛着関係において、 ⒈「不安」が大きい人 ◇愛されていないのではないか ◇見捨てられるのでは ◇拒否されないか 過度に心配してしまいます。 ◇相手と離れたくない・ ◇いつも一緒にいたい 親密でありたいという想いが強すぎ 安心して離れることができずに しがみついてしまいます。 ⒉「回避」が大きい人 ◇パーソナルスペースが 情緒的な距離を大きくとります。 ◇基本的には、自分一人で行動したがります。 人のことは信用できず、感情表現を抑えて 自分を律しようとしています。 ◇ベタベタした関係を好まない。 ◇情緒的な交わりや相手の気持ちを 汲むことが苦手。 ◇パートナーは物足りなさを感じやすい。 ◇パートナーから助けを求められなければ 対応しない傾向にあります。 ⒊自律・安定型 ◇人を信頼して関わることができので、 親密な関係をもつこともできます。 精神的に安定していて、自律しています。 ◇愛情表現も素直で、ストレートです。 手をつないで歩くことに抵抗がない。 ◇愛情を素直に表現できるので パートナーにも、同じことをしてもらえると とても幸せを感じます。 ◇愛情を素直に表現できる人 ◇気持ちはあっても表現が得意でない人 妻は、 ◇手を繋いで歩きたい ◇人前で夫を褒められる ◇「愛しているよ」・「綺麗だね」 愛情表現をしてほしがるのに対して 夫は愛情表現が得意ではなく ◇よそよそしい態度 ◇手を繋いで歩きたくない ◇「愛しているよ」等とは言いたくない 夫婦でこの「愛着スタイル」が正反対であることを 認識・理解していないと、すれ違いの 誘因になってしまうことが少なくありません。 36歳夫の相談です。 妻は、34歳で子供はいません。 妻が構って欲しいとしてくればくるほど妻から 逃げ出したくなってしまうそうです。 妻が自分の「愛着スタイル」を押し通そう としてくるからだそうです。 何回か妻に伝えてみたそうですが妻は ◇あなたは私に対する愛情がないから と言って聞きいれてくれないそうです。 夫は妻への愛情が無いわけではなく 愛情表現が得意ではないのです。 妻は、 ◇愛情がないから、手も繋げないのよ! と決めつけているようです。 妻は、愛情があれば愛情表現は 当然出来ることを想われています。 妻に「愛している」を伝えてうえで ◇妻が求めていることで自分ができること できないこと を伝えることがとても大切です。 お互いに、自分の想いがパートナーに届かず ストレスが溜まっていきます。 愛情が、実感できれば、安心することができて 愛着スタイルの違いを受け止め、理解・尊重できます。 夫は、「妻に週末に妻に話てみます。」 と帰宅されました。 夫婦喧嘩・すれ違いになる時 ◇どうして分かってくれないの? パートナーに自分の想いが届かない時 〇パートナーが自分のことばかり・・・ 〇パートナーに愛されていないのでは・・ という想いが根底にあります。 2人いれば、2つの想いがあります。 頭では、分かっていても心がついていけない ことも多々あります。 一番大切な人だからこそ、自分の想いを ◇分かって欲しい ◇大切にされている実感が欲しい ◇愛されている実感が欲しい と想います。 愛情の表現が違うだけで、愛情がない ということではありません。 お互いの素直な想いを話し合い それぞれの夫婦ならではの愛情表現を 見出すことことが重要です。 お互いの想いを受け止めて、理解・尊重して 歩み寄れることがとても重要です。 些細な変化でもパートナーが自分のことを 「想い」歩みより、振る舞いを変えてくれること はとても嬉しいことです 夫の変化により妻も夫の愛情を感じられ 心が満たされて穏やかになれます。 人の「想い」の表現は人により違います。 お互いに素直になり自分の「想い」 「愛着スタイル」について 夫婦で話し合ってみませんか? 夫は ◇心身ともに満足感をもてること。 心身とも癒される環境・スキンシップ・言動 を共に共有できること。 ◇趣味・集中できることを否定・避難しないこと。 旅行や山登り、ロッククライミング、等にチャレンジすること。 妻は、 ◇「愛されている」・「大切にされている」 と実感できること。 精神面の充足のため、記念日、誕生日等 妻にプレゼント・外食等2人の非日常を過ごすこと。 お互いに理解してもらえていると実感できることで お互いの満足感・充実感がアップして 夫婦としての絆をより深くしてくれます。 2人で歩み寄りながら、答えを出していけることが 夫婦関係を継続していくうえでとても重要です。 ご相談者様の求めている幸せ寄り添えるように サポートさせて頂きます。 夫婦のコミュニケーション・夫婦の距離感・離婚危機等 何でもご相談ください。 strong>カウンセリングを活用してみませんか? お待ちしています。 夫婦問題の解決のヒントになる記事を掲載してあります。 アメブロこちらからご覧くだい。 青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり 戻る 次へ ブログ一覧へ戻る カテゴリー ブログ 新着情報 お知らせ 過去のデータ イベント コラム 新着記事 2024.11.20 無関心は夫婦関係の赤信号・『夫婦から他人へ』 2024.11.17 子連れ再婚・「義理パパブルー」 2024.11.14 ブラック家庭とは・・・