2019.01.24 ブログ 「事実婚」という選択 「結婚」についての考え方・形態も変化してきています。 様々な価値観・状況により選択されます。 「離婚」後の「再婚」「子連れ再婚」も増えています。 色々な結婚形態の一つとして「事実婚」もあります。 事実婚のケース ⒈結婚という形式にこだわりたくない。 ◇「戸籍上」の夫婦にこだわらず、パートナーとして 人生を歩むことを選択します。 制度にこだわらに方が、対等な状態を保ちやすい という考え方です。 ⒉結婚という形態がとれない。 男性37歳女性32歳の2人の場合です。 ◇男性は、実家が熊本の長男で実家に帰り 同居して家を継いで欲しい。 ◇女性は、実家が金沢の一人娘て実家に帰り 婿養子をとり家を継いで欲しい。 双方のご両親から望まれていて身動き が取れないそうです。 何度も話し合いをされたそうですが、 同居を始めて4年目だそうです。 共働きでお子さんも望まれています。 ⒊再婚・子連れ再婚の為 前の家族との関係もあり、「結婚」という 形態をとらない選択です。 再婚・子連れ再婚の場合は、事実婚・養子縁組・結婚等 その家族の状況に応じた形態をとられています。 4結婚後姓が変わることに違和感がある。 結婚後に結婚以前の姓を変更したくない。 夫婦別性の問題は、以前から政府でも 何回が検討されていますが ◇父親・母親の姓が違い家族の一体感が無くなる という理由が大きく前進していません。 ◎事実婚の良い点 ◇姓が変わらないので変更手続きがいらない。 ◇嫁・家の縛りが比較的自由にできること。 ◇別れても戸籍に✖が付かないこと。 ◇子供は、非嫡出子として母親の戸籍に入り、 親の親権は母親がもっているため、 「離婚」になった時親権でも揉める ことが減ること。 ◇年金・社会保険は、「法律婚」と同じ 控除を受けれること。 ◇遺族年金を受けとれること。 ◇国民年金は、女性の収入が一定額以内で パートナーに扶養されている第3号被保険者であると 認められたら、個人負担が免除あれること。 ◇父親に認知されてる場合、母親は、 養育費を請求できること。 ◇男性は、家族を養う、女性は、仕事面でのデメリット 家事負担に囚われすぎなくともよいこと。 ◇パートナーとして対等な立場でいられること。 等 ◎事実婚の悪い点 日本では、まだまだ事実婚の家族が 生活し易いとは言えません ◇親族・社会に理解・受け入れられることなく、 否定・避難されすことも多く、気苦労も多く 煩わしいことがあること。 ◇所得税・住民税共に配偶者控除を 受けることができないこと。 ◇パートナーとの間に相続権はなく、相続したい人は 遺言書が必要になること。 ◇子供の父親は、認知が必要になること。 ◇ひとり親家庭で子供を育てる児童扶養手当 対象にはならないこと。 ◇父親に認知されると別れた場合、 母親に養育費を要求されること。 ◇生命保険の受取人にも指定しにくいこと。 ◇高額医療非費の医療費控除は受けられないこと。 ◇母親の苗字を名乗るので子供がいじめに 遭ったりしてしまうこともあります。 ◇パートナーとの共有名義でローンを 組むことができないこと。 ◇パートナーが手術が必要な時、家族として 同意書にサインができないこと。 日本では、事実婚はまだまだ生活しにくい 環境にあります。 子供の数も減り、一人っ子、長男&長女の方々は 家の継承のこと等で「事実婚」の選択を せざるを得ないことも少なくありません。 「事実婚」でなく「法律婚」をしていても それぞれの家族の介護が必要になってくると 「卒婚」・「別居婚」という選択をされて 対応されている夫婦も多いです。 価値観・家族の形態が多様化している状況で 結婚に対しての政府としての対応 制度改革をしていく必要性もあるのだと考えます。 事実婚は、パートナーとの絆がより強くないと、 想定外のことが起きた時乗り越えていくとが困難です。 2人で想いを共有して乗り越えていくこと が重要です。 お互いに理解してもらえていると実感できることで お互いの満足感・充実感がアップして 夫婦としての絆をより深くしてくれます。 2人で歩み寄りながら、答えを出していけることが 夫婦関係を継続していくうえでとても重要です。 ご相談者様の求めている幸せ寄り添えるように サポートさせて頂きます。 夫婦のコミュニケーション・夫婦の距離感・離婚危機等 何でもご相談ください。 strong>カウンセリングを活用してみませんか? お待ちしています。 夫婦問題の解決のヒントになる記事を掲載してあります。 アメブロこちらからご覧くだい。 青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり 戻る 次へ ブログ一覧へ戻る カテゴリー ブログ 新着情報 お知らせ 過去のデータ イベント コラム 新着記事 2024.11.23 妻が離婚を考える理由 2024.11.20 無関心は夫婦関係の赤信号・『夫婦から他人へ』 2024.11.17 子連れ再婚・「義理パパブルー」