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Le Couple mieux

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2018.11.12 

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自己防衛・心の壁と向き合う方法

夫婦喧嘩になった時等に
「パートナーが聞く耳をもってくれない」
ということを耳にします。

不快に感じた時・不安を感じた時
危機感を感じた時瞬間に
相手の話を聞こうという想いがなくなり
物事を多面的にみられなくなり
新たな情報を受け付けられなくなります。
自己防衛モードに入ります。

パートナーに「話がある」等と言われると
瞬間的にスイッチが入り
パートナーの指摘の間違っている点、
話の上げ足をとったり、反論したり、
言い訳けにてっしたりしてきます。

家庭では、相手をよく知っていて心を許せること
身近な存在であるから、逆に自分の立場を守ろうとする
意識が強く働きます。

夫婦の会話で、どちらかが何かを言うと、
自己弁護に走ってしまうことが良くあります。












妻 「今日も遅いわね?飲み会?」
夫 「仕方ないだろう。仕事なんだから」

妻 「私だって家事・育児に大変で忙しいのよ。」」
夫 「専業主婦なんだから好きなことする時間あるでしょ」

お互いの立場を主張しあって、
自分の正当性を言い合うことが少なくありません。
お互いの意見を言い合うだけで終わってしまうと、
家庭の空気は重くなり溝が生じます。

あなたは、「失敗=恥・自分の価値の低下」
と考えていませんか?
◇以前に失敗してしまったこと経験等がある人
「失敗すること」に過剰に不安を抱き、
過剰な自己防衛をしてしまいます。

◇自意識の高い人
自分のプライドを傷つけられそうになると、
自分を守るために攻撃的な自己防衛を
してしまいます。

◇承認欲求が高い人
自分がやってきたことが他人から認められていないと
感じた時・自分の頑張りが否定されそうになると、
自分が壊れそうになるのを防ぐために
自己防衛して自分を守ろうとします。

自己防衛は、自分を守る本能でもありますが、
その反応が強くなりすぎると、
パートナーとの関係も心地の悪いものになります。

自己防衛が強い人は、自分を否定されることを恐れて
自分以外の人の思うを受け入れたり・共感することなく
自分と違う意見を持つ他人を排除しようとします。












◇共感することと、
◇違いを認めること
は相手の話をよく聞き理解しないと
出来ないことです。
「相手が何を想って言葉にしているのか?」
相手の身になって考えることが大切です。
2人いれば2つの想いがあります。
想いが違うことは、自然なことで
自分を否定されたり、責められている
ことではありません。
違いを認めあえて、尊重し合えることが
とても大切です。

自分とは違ういろんな他人の意見を受け止められることで
思わぬことに気づいたり、新しい発見をしたりするものです。

自己防衛をすることで自分を守ることよりも
柔軟な考え方を持つことで、自分を守ることが大切です。

◇失敗は、誰にでもあることで、
自分の価値を貶められたと考えるのではなく、
自分を成長させるための機会と考えること

◇「~あるべき」「~でなくてはならない」
という自分の価値観に囚われすぎないこと。

◇ストレスをためないこと。
ストレスがたまると
身を守ろうとしてしまい、パートナーのちょっとした態度
にも敏感に反応してしまい、自己防衛をしてしまいます。

◇他人の反応や態度に振り回されない
疲れがたまり、いつもよりパートナーの細かいことまで
気になるようになっている時は、一人の時間を持ち
心身のバランスを保ちましょう。

良い時も悪い時も傍らにいてくれて
共に人生を歩んでくれる人がいてくれることは
何にも変え難く心強く幸せなことです。

パートナーを信頼して、ありのままの自分の自然体で、
違いを受け止め、尊重・理解して共存していきましょう。

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青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり