「地雷を踏んでしまった」とよく言われます。
相手が、触れられたくないことに触れることです。
夫の地雷というのは、
夫の価値観に合わないことをするか、しないかです。
ビールを注ぐグラスを冷蔵庫で冷やしているか、いないかです。
冷やしていれば地雷を踏まないことになります。
冷やしていなければ地雷を踏んだということになります。
価値観に合わないことがされれば、即不機嫌になります。
パソコンを以前も教えたのに今回も同じことを聞かれると
夫にとって「同じことを繰り返し聞かれること」
が地雷を踏むことになります。
「前にも言ったでしょ」という発言になります。
妻の地雷というのは、
洋服を洗濯機にいれないこと
食べ終わった食器をそのままにして流し台にも運ばないこと
テレビを付けっぱなしで寝ていること
休日遅くまで寝ていること。等が
積り積もってイライラして溢れだして爆発します。
溢れだした時に
具合が悪くて寝ているのに
「俺の夕食は?」と言われると地雷を踏むことになります。
妻に切れられても夫は、何で切れられているのか?
が理解できないことが少なくありません。
妻がイライラしている時によく口にする言葉があります。
「どうして分かってくれないの?」です。
◇子どもと同じように世話をしなければならないこと
◇夫が家庭のことを顧みず、自己中心的のこと
◇仕事ばかりで、家のことを何もしないこと等
妻にとっては、積み重ねなので、何時も何時もになり
過去のことにはなりえません。
夫は、「仕事だからしょうがない」
「昨日のことは、過去のこと」
「自分に都合がよくないことは、『忘れた』、『覚えていない』
で済ませようとすることが少なくないと
妻は、捉えています。
妻は、何時もの繰り返しで問題が解決されているわけではないので
何回も繰り返し夫に言うことが多くなります。
夫にとっては、過去の『済んだ話』として捉えるので
「もう散々その話は聞いている」
「何回も話したら気が済むの」等と
心から想っています。
夫は、「妻の言葉をその通り受け取ります
裏側に秘めている妻の心情をくみとり、
感情に応じた言葉を返すことは得意とは言えません。
男女での地雷の違いは、ありますが
根本的な想いは同じです。
人として認められたい・承認欲求です。
夫は、夫として家族の為に役に立って、男性としても
妻に認められて尊重されていたい」
妻は、妻として家族の為に役に立って、女性としても
夫に認められて尊重されていたい」
日々の忙しさに追われていると、心のゆとりがなくなり
パートナーに対しての心配りが、行き届かなくなり
感謝の気持ちを言葉にすることを忘れがちになります。
「ありがとう」
「美味しいよ。」
「おかえりなさい。お疲れ様です。」
当たり前のようですが、言葉にできていない
ことがあります。
夫が、帰宅したら笑顔で
「おかえりなさい。お疲れ様です。」と迎えましょう。
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青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり