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Le Couple mieux

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2018.07.14 

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届かない子供の想い

21歳の女性が、ご両親のことでの相談です。
ご自分の幼少期の頃から
「あなたが、大きくなったらいずれ離婚するから」
と言われ続けられ、父親の悪口を日々聞かされて
過ごされているそうです。

ご本人は、お父様が大好きで仲も良く、
お父様の気持ちも理解できるそうです。
とても辛い気持ちで聞かれていたそです。

「自分がいることで母親が離婚できない」
「自分が悪いのではないか」
と想い続けてきたそうです。

夫婦・結婚に対しての希望も持てなくなって
しまわれています。

母親は、娘さんに自分の想いをぶつけてしまっています。
娘さんの想いには寄り添えていません。
娘さんは、とても傷ついています。
夫婦喧嘩も子供の前でしてしまうこともあるそうです。

夕食時すき焼きの作り方で喧嘩になることも
あるようです。
すき焼きは、関東風・関西風等家庭等
により違いがあります。

お肉から焼くか・野菜から焼かくか
それで揉めて食事にならないことも
あるようです。
お互いに絶対にひかないそうです。

食卓の時間に子供の前での喧嘩です。
子供が、居心地がよい訳がありません。

19歳の弟は、大学に入学を機に一人暮らしを
始められたそうです。

弟さんが20歳にあるので、「離婚」の話が
具体的になり始めているろうです。







今まで辛い想いをされてきても、それでもご両親に
「離婚をしてほしくない」という想いを
抱かれているそうです。

「母は、パートで父は、料理も作れないし・・・
嫌なことばかりではなく、楽しいことも沢山あったし
お互いに、素直になれないのだと思います。
両親は、お互いに必要なのだと思えます。
別居して、離れてみて考えてみてもいいのではないかと
2人も大切で大好きな両親なので」
と泣きながら話されています。
ご両親様のことを心から愛され想われています。
「別居して考えてみてから・・・」
心が痛みます。

ご両親様に「あなたの素直なお気持ちをお伝えされてことは
ありますか?」とお聞きしたことろ

「ありません」
「どうしていいのか?分からず相談にきました。」
と言われました。

相談に来てくださった娘さん人の素直な想いを
ご両親にお伝えすることが、娘さんの今後の人生
の為にもとても大切なことなのです。

娘さんは、「え?伝えてもいいのですか?」と涙されながら
戸惑われていました。
娘さんの想いに想いを馳せると切なくなります。
娘さんは、自分の想いをご両親に伝えることは
あり得ないことだと想い続けていたそうです。
幼少のころから、「あなたが、大きくなったら・・」と
言われ続けていて、ご自分のせいで・・・」と
思われてきたそうです。
やりきれないことです。

「それは、違います。あなたのせいでは、決してありません。」
とお話させて頂きました。

娘さんは、ご両親にご自分の想いを伝えることにされました。
「離婚」は家族にとっても大きな問題です。
「離婚」を考える時、子供ののことを
考えない親は少ないです。
「離婚」に向き合っている時、心のゆとりがなくなり
子供の本当の想いに寄り添えていないことがあります。
子供にとっても「離婚」がよい選択であると
思い込んでしまっています。





色々な事情は、あるかとは思いますが
子供には、子供の想いがあります。

今回のようにお子さんが成人されていらっしゃる時は
◇お子さんの想いを聞くこと。
◇お子さんに「何故離婚を考えているのか」自分の想いを
伝えること。
◇「離婚」は、子供のせいではないこと。等
を話しあうことが必要です。

娘さんの今後の人生にも大きく関わっていくことです。

「娘さんは、両親に想いを伝えてみます」
と言われて帰宅されました。

2人がどのよな選択・決断をされても
子供の親であることは変わりません。

離婚は、大きな決断です。
一つ一つ向き合って熟慮していきましょう。

修復・離婚回避・別居等何でもご相談ください。
お待ちしています。

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青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり