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Le Couple mieux

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2018.06.09 

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へそくりは夫の・・

山田洋次監督の「妻よ薔薇のように家族はつらいよ!!!」感慨深い映画です。
映画の中で泥棒に入られて妻のへそくり40万円がとられたことが
夫婦喧嘩になりました。

夫「え?へそくりしていたの?」
 「俺が大変な思いをして働いて稼いだ俺のお金をへそくり!」
妻「ごめんなさい。何かあった時に使おうと思って貯めていたお金で
  私が我慢すればいいことだからパパは忘れて」
夫「そうはいかない」





夫は、大変なことも我慢して家族の為に仕事をして稼いだお金を
自分にだまってへそくりをしていたことが許せないのです。

妻は、泥棒に入られた時いた妻の心配もなく、へそくりを
「俺のお金をへそくり。あり得ない」と言われてショックで愕然として家でをします。

夫は、大変な思いを我慢して家族の為に仕事をしていることが
家族への一番の愛情だと思い、日々過ごしています。
専業主婦の仕事は、家族の為に日々の家事・子育て等をしていて
大変な仕事ですが、「専業主婦なんて気楽な仕事」等と思われがちです。
妻が、家庭のことをこなしてくれているので、
夫は、安心して仕事に打ち込めるのです。

明治生命の2017年家計に関してのアンケートにでは
男性
2014年・20代217669円、30代260180円、40代359466円
      50代571053円 60代1044737円 70代961832円
2015年・20代201820円、30代680425円、40代288346円
      50代389173円 60代1328712円、70代588284円
2017年・20代369515円、30代823750円、40代543333円
      50代422239円、60代1072180円、70代1180593円

へそくりは、妻だけがすることではなく夫もしている方も少なくなりません。
男女共に年代が高くなるほど増えますが、2014年消費税8%に増税されて
2015年経済が低迷した1年で、男性の30代のへそくりが増えています。
30代は、お小遣いが比較的に自分の為に使える時期なので、不景気と共に
それまで使っていたお金を貯蓄に回しているのです。

女性
2014年・20代599436円30代915076円40代1218296円
      50代202684円、60代2507408円、70代2667689円
2015年・20代830630円、30代966437円、40代1003403円
      50代1072137円、60代1384148円、70代2340152円
2017年・20代795932円、30代、694478円、40代1002073円
      50代1218199円、60代2132955円、70代2301449円




妻のへそくりは景気に左右されやすくどの年度も2015年にかなり下がっています。
独身時代の自分の蓄え・共働きか否か等が分からないのですが
家計を担う妻のほうがへそくりは多いようです。
へそくりは、家族のその時の状況のもよります。
夫の稼いだお金が、家計を支えているのは事実ですが
妻はそのお金をやりくりして家計を支えています。
男女とも不仲な夫婦ほどへそくりの金額は増えます。
へそくりの目的が、「家族のいざという時の為」から
「自分の将来の為」に変化します。

家族の為に夫が稼いできてくれているお金は夫なお金?
色々な考えはあることとは思いますが
家族の為のお金では菜緒でしょうか?!
へそくりは、全体で約4割の方がしています。
いざという時に使える蓄えがあるという安心にも繋がっているようです。

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青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり