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Le Couple mieux

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2021.03.08 

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愛着と執着の違い

夫婦・パートナーの愛情表現は人様々です。
愛情を素直に表現できる人・気持ちはあっても表現が得意でない人がいます。
夫婦・パートナーとの関係に不安・自信が無くなってくると
愛情から執着へと想いも変化していきます。
愛情➡「相手のことを思いやる気持ちや感謝」
◇相手の幸せに向いている
執着➡「自分のために相手をコントロールしようとしている気持ち」
◇自分の幸せに向いている

愛情には表裏一体の側面があり、正反対の感情と結びついています。、
想定外のことがあり、不安になるとマイナスな感情へと動いてしまうことも多々あります。
嫉妬、悲しみ、怒り、自己嫌悪等に心が向いていきます。
愛着は、あると心が潤い、安定して生きる活力になります。
◇心が平穏であれば、執着もしないし
◇体が健康であれば、そこまで偏らない。
執着は、自分にとってない事が考えられなく不安にあります。
◇心に不安があるとき、生まれたとき
◇体に不調があるとき、生じたとき
執着が強くなると、「失いたくない」「失ったら全てが終わる」等という
想いに心が囚われて、不安になり自分の思いで
相手を束縛したり、自分本位になります。
心が平穏で安定していれば、執着へとは変化していきません。

 

 

 



 

 

「愛着スタイル」・・・自分以外の人との情緒的な関係の築き方です。
夫婦でこの「愛着スタイル」が正反対だったりすると
そのことが要因で不安になり、溝ができてしまうことがあります。
一番身近で大切な人である夫婦・パートナーへの愛情は
「愛されたい」「わかって欲しい」等の強い想いがあるので
自分のと愛情表現が違うと「私に愛情がないのかしら?」
「理解してくれてないのかしら?」と不安になることがあります。
妻が手を繋いで歩きたい・人前で夫を褒められる
愛情表現をしてほしがるのに対して
夫は愛情表現が得意ではなくよそよそしい態度になってしまうのです。
夫には夫の愛情表現があり、愛情がないのではありません。
違いを受け止めていけることが大切です。

36歳夫の相談です。
妻が構って欲しいとしてくればくるほど妻から
逃げ出したくなってしまうそうです。
妻が自分の「愛着スタイル」を押し通そう
としてくるからだそうです。
何回か妻に伝えてみたそうですが妻は
「あなたは私に対する愛情がないから」
と言って聞きいれてくれないそうです。
夫は妻への愛情が無いわけではなく
愛情表現が得意ではないのです。












妻は夫の自分への愛情を不安に感じてしまっていることも大きいのです。
妻に「愛している」を伝えてうえで
「妻が求めていることで自分ができること・できないこと」
「夫が望んでいる愛情表現は何なのか」
具体的に話し合い、お互いに寄り添うことをお奨めさせて頂きました。

寄り添うことは、相手の想いに全てを
合わせることではありません。
相手の想いを聞き、受け止めて
お互いに歩み寄り、双方の譲れないことには
配慮しながら、折り合いをつけていけること
がとても大切になります。

2回目のカウンセリングに来てくださった夫の表情は明るいものでした。
妻とが具体的に話し合い歩み寄れたことで、妻の不安も軽減されたようで
夫も心が軽くなったそうです。
夫も妻の心から不安がなくなり安定してくれたこと、
妻の自分への想いを再認識できたことにより
以前よりは素直に以上表現ができることも増えたそうです。
お互いの違いを受け止め理解できたことにより変化もおこります。
些細な変化でもパートナーが自分のことを「想い」歩みより
振る舞いを変えてくれることはとても嬉しいことです。
夫の変化により妻も夫の愛情を心から感じられ以前より
心が満たされて穏やかになられています。

自分がパートナーにしてあげたいことが
そのままパートナーが望んでいることとは
かぎりません。
自分の想い込みで、行動したり、
言葉にすることは、好ましくありません。

「相手の立場になって物事を考え行動できること」
とても重要で大切なことです。

日々の「想い愛」が夫婦関係を心地よいもの
にしていきます。

お互いに認め合い信頼できるパートナーが
傍らにいてくれることは幸せなこです。

2人いれば2つの想いあり違います。
どちらが正しい・正しくないでは
決してありません。
夫婦喧嘩になる時
どちらが正しいのか?ということが
大きな問題になってしまうことが
好きなくありません。
人の想いを裁くような行為は
あってはなりません。
どちらの想い・意見もその人の考えが
詰まっています。
場合によっては、あなたはそのつもりでなくても
「パートナー自身のことを否定してしまうように
聞こえてしまうことさえもあり、深い傷になります」

夫婦関係のおいて
「~べき」「~なくてはならない」という想いが
強すぎると、自分の想い・価値観をパートナーに押し付けて
しまう傾向が強くなります。
パートナーの想い・価値観を押し付けられた時
「価値観の違い」という表現になります。

人の「想い」の表現は人により違います。
お互いに素直になり自分の「想い」・「愛着スタイル」について
夫婦で話し合ってみませんか?

離婚危機・習慣の違い・想いの伝え方等なんでもご相談ください。

夫婦問題の事例を掲載してあります。

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青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり