一般社団法人
日本パートナーサポート協会

「話ぐらい聞いてよ！」
妻に言われてことはありませんか？

３９歳夫の相談です。
仕事で疲れて帰宅すると妻は
「おかえりなさい」とも言わずに
◇今日、ママ友間で事件があって巻き込まれて
しまって大変だったのよ！明日から憂鬱なのよ。
から始まりその事件の全容話されてしまうそうです。
妻は、途中で
◇ねえ聞いているの！

夫は、疲れて帰宅しているのに
着替えている最中に横につき、愚痴を
順をおってママ友とのトラブルを話されて
うんざりして・・
夫は
◇疲れているから・・・
◇変に関わるからくだらないことに巻き込まれるんだよ
答えられたそうです。

妻は
◇くだらない？ママ友との力関係とか
何にも知らないくせに！
◇私のことなんかどうでもいいんでしょう！
愛していないのね。
涙ぐまれたそうです。










夫は
◇俺にどうしろというの？そんなことですぐに泣くなよ
◇そんなにストレスになるなら付き合わなければいいだろう
◇仕事で疲れているのだから家ではゆっくりさせてよ
といわれたそうです。

〇妻が夫に愚痴る時
妻が問題としていることが起きた
その時の妻の感情・気持ちに寄り添い
妻の「想い」に共感する言葉をかけて
欲しいと想っています。
◇大変だったね。
◇辛かったね。
◇わかるよ。
夫に聞いてもらえることで
妻は心が満たされて心が落ち着きます。
夫に共感してもらえるだけで
妻は夫からの愛情を感じられて
幸福感を感じられるのです。

夫から解決策を望んでいるわけではありません。
◇お互いの想いを伝えやすい環境を作れることです。

日々の忙しさに流されてお互いに寄り添えなくなり
パートナーの価値観の変化に気づけなかったり、
受け入れられなくなり、すれ違いも生じてきます。

妻が話をしたがっている時
夫は疲れていて話を聞きたくない時

妻は、夫の疲れていることに心配りできず
夫は、妻の話たい想いを思いやれず

よくある話です。
「夫が話を聞いてくれない」
「妻が疲れているのに、帰宅後長い話をする」
というすれ違いがおきます。
話す時・聞く時お互いに思いやれていないので
自分の想いと違うとパートナーのせいに
してしまうことが少なくありません。
日々の生活でこれを繰り返しているとお互いに
「どうせ話し合いしても無理」という気持ちに
なってしまい、夫婦に溝ができてしまいます。











⒈パートナーに話を聞いてもらいたい時
◇話す前に一言パートナーをねぎらう言葉を
添えられること。
柔らかな雰囲気・状況がつくれて、話す側も
言葉が柔らかくなる。
◇パートナーが聞ける状況にあること。
帰宅後すぐに取り留めもなく話すことは
好ましくありません。
◇時間を決めて要点を端的に話すこと。
パートナーが、感情的になりながら、話すのを
聞くのは、長時間は集中して聞けません。
１５分は、適正です。

⒉パートナーの話を聞く時
◇パートナーが何を求めて話ているのか？
◇パートナーの話を遮らず全部聞き
パートナーの想いを否定しないこと。
◇パートナーをねぎらう言葉を加えること。
大変だったね。
そうだね。わかるよ。

お互いの想いに寄り添えることが
とても大切です。

寄り添うことは、相手の想いに全てを
合わせることではありません。

相手の想いを聞き、受け止めて
お互いに歩み寄り、双方の譲れないことには
配慮しながら、折り合いをつけていけること
がとても大切になります。

夫婦に亀裂が入ってしまう誘因として
多いことは、お互いの想いに寄り添うこと
をせずに自分のやり方・想いを通そう
としてしまうことです。

人それぞれの想い・物事の捉え方
その人その人信じるやり方があります。
２人いれば、２つの想い・やり方があります。
自分のやり方を、パートナーに押し付けて
自分の想い通りにしようとしてしまいます。

寄り添えるることにより、我慢ではなく
自分の想い・考え方とパートナーの想い・主張を
「柔軟に折り合い」をつけられることが出来てきます。

◇折り合い＝妥協
妥協には、抵抗があると思われる方は
少なくありません。
妥協・・・お互いに歩み寄って穏やかに決着を
つけれることです。

曜日・時間が制限されることにより、
話の仕方を端的に要約して話せるように色々な
工夫をうるようになります。

◇何を話したいのか？
◇何を聞いて欲しいのか？
◇その問題を自分はどうしたいのか？

そのことにより、話の時間が短くなり、話の内容も
伝わりやすく、夫も負担が減り、聞く耳が出来てきます。

妻は初め「１５分では短すぎて何も話せない」と
不安・不満を口にされていましたが
数回繰り替えしているうちに夫に
「話がまとまっていて聞きやすい」とも言われ
ご自分も聞いてもられて満足できていることに
気づかれたそうです。


２人で歩み寄りながら、答えを出していけることが
パートナーを継続していくうえでとても重要です。

カウンセリングをさせて頂きながら
ご相談者様の求めている幸せ寄り添えるように
サポートさせて頂きます。

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青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり