2021.05.28 ブログ 「地雷」は、踏み込まれたくない想いです。 パートナーが、不機嫌になってしまう時 誘因の一つとして 「地雷を踏んでしまった」という想いがあります。 相手が、触れられたくないことに触れることです。 人それぞれ経験・価値観等により、想いも違い 地雷・触れられたくないこと・領域があります。 夫の地雷というのは、 ◇夫の価値観に合わないことをするか、しないかです。 ビールを注ぐグラスを冷蔵庫で冷やしているか、いないかです。 ビールを毎晩1本、量を飲むわけではないので、心地よく 本人が美味しいと思える温度・泡・味で飲みたいという想いが強く 冷やしされていることで、本人の思う飲み心地になり、 地雷を踏まないことになります。 冷やしていなければ地雷を踏んだということになります。 価値観に合わないことがされれば、即不機嫌になります。 パソコンを以前も教えたのに今回も同じことを聞かれると 夫にとって「同じことを繰り返し聞かれること」 が地雷を踏むことになります。 「前にも言ったでしょ」という発言になります。 妻の地雷というのは、 ◇洋服を洗濯機にいれないこと 食べ終わった食器をそのままにして流し台にも運ばないこと テレビを付けっぱなしで寝ていること 休日遅くまで寝ていること。等が 積り積もってイライラして溢れだして爆発します。 溢れだした時に 具合が悪くて寝ているのに 「俺の夕食は?」と言われると地雷を踏むことになります。 妻に切れられても夫は、何で切れられているのか? が理解できないことが少なくありません。 妻がイライラしている時によく口にする言葉があります。 「どうして分かってくれないの?」です。 ◇子どもと同じように世話をしなければならないこと ◇夫が家庭のことを顧みず、自己中心的のこと ◇仕事ばかりで、家のことを何もしないこと等 妻にとっては、積み重ねなので、何時も何時もになり 過去のことにはなりえません。 夫は、「仕事だからしょうがない」 「昨日のことは、過去のこと」 「自分に都合がよくないことは、『忘れた』、『覚えていない』 で済ませようとすることが少なくないと 妻は、捉えています。 妻にとっては、、何時もの繰り返しで問題が 解決されているわけではないので 何回も繰り返し夫に言うことが多くなります。 夫にとっては、問題が解決されていないという認識がないもで 過去の『済んだ話』として捉えるので 「もう散々その話は聞いている」 「何回も話したら気が済むの」等と 心から想っています。 夫は、妻の言葉の通り受け取ります。 裏側に秘めている妻の心情をくみとり、 妻の想いに添う言葉を返すことは得意とは言えません。 男女での地雷の違いは、ありますが 根本的な想いは同じです。 人として認められたい・承認欲求です。 夫は、「夫として家族の為に役に立って、男性としても 妻に認められて尊重されていたい」と想っています。 妻は、「妻として家族の為に役に立って、情勢としても 夫に認められて尊重されていたい」と想っています。 日々の忙しさに追われていると、心のゆとりがなくなり パートナーに対しての心配りが、行き届かなくなり 感謝の気持ちを言葉にすることを忘れがちになります。 ◇「ありがとう」 ◇「美味しいよ。」 ◇「おかえりなさい。お疲れ様です。」 当たり前のようですが、言葉にできていない ことがあります。 夫が、帰宅したら笑顔で ◇「おかえりなさい。お疲れ様です。」と迎えましょう。 夫婦は鏡です。 パートナーが意地を張れば相手も意地を張ってしまい パートナーが、素直になれば相手も素直になってきます。 言い過ぎたと思ったら、そのことを謝罪します。 相手を傷つけた可能性があります。 自分の気持ちを整理したうえで謝罪・本音を 言葉にして伝えましょう。 理由が思い当たらない場合は、相手の気分の問題 考えごとをしていることが多いので少し時間をおいて 話しかける等状況を見て対応していくことが大切です。 お互いの存在を認め合えることで、尊重もできて安心して パートナーに「YES」・「NO]を伝えられる関係を 築いていけることが何よりも大切です。 夫は、妻の依頼に「NO」と言っても 受け止めてもらえることで、尊重してもらえた と感じられ、妻の愛情も実感できます。 夫が、自分の意思で自由に選択できると実感 できることを繰り返していると、快く「YES」 と言ってくれる機会が増していきます。 これが出来る関係が築けることで、心にもゆとりが出来て 誰の対しても思いやりもてる穏やかな日々が過ごせる ようになっていけます。 想定外のことが起きた時も2人で乗り越えていけます。 パートナーと想いが違うからといって 打ち負かそうとしたり、否定したりせずに 受け止めて、尊重していけることが とても大切です。 お互いの個性を理解して、受け止めて尊重していけることで 2人ならではのコミュニケーションが創造されていきます。 それにより、思い違いも減り、夫婦の信頼関係・絆 もより深くなっていけます。 結婚生活は2人がお互いの想いを理解・尊重していける ことが何よりも必要です。 2人で歩み寄りながら、答えを出していけることが 夫婦関係を継続していくうえでとても重要です。 再婚・想いの伝え方・更年期等何でもご相談ください。 カウンセリングを活用してみませんか? 夫婦問題の解決のヒントになる記事を掲載してあります。 記事はこちらから 青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり 戻る 次へ ブログ一覧へ戻る カテゴリー ブログ 新着情報 お知らせ 過去のデータ イベント コラム 新着記事 2024.11.20 無関心は夫婦関係の赤信号・『夫婦から他人へ』 2024.11.17 子連れ再婚・「義理パパブルー」 2024.11.14 ブラック家庭とは・・・