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Le Couple mieux

ブログ

2021.05.19 

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閉ざした夫の心を開きたい妻

「話しがある「」とパートナーに言われたら
どのように想われますか?

40歳の共働きの妻の相談です。
夫は42歳で子供は10歳・8歳です。
結婚12年目です。
日々の生活で仕事・子育てに忙しく過ごして
いるうちに夫が、妻に対して心を閉ざしてしまい
「何事に対しても聞く耳をもってくれなく
なってしまい、会話らしい会話も無くなっている」
との相談です。

「夫に自分の想いを伝えてことはありますか?」
とお聞きしたところ

「話がある」というと避けられてしまうので
という返答でした。

「話がある」と誘われると
「何を言われるのだろう?」という想いに駆られて
「自己防衛」する気持ちが強くなり、自分の想いを
伝えなくなり心をとざします。
緊張・警戒心が強くなり、妻の話が聞こえなくなります。

夫は、妻に不満がある時でも
◇~所、困るんだよね
◇~されると、嫌なんだけど・・・」
その場その場で自分の想いを言葉にできない傾向があります。

◇ぎりぎりまで不満を溜め込み言葉にしない
◇不満をいうと妻から倍の攻撃がかえって来るので・・
妻に話しても無駄と思ってしまうことがあります。
◇自分の気持ち・想いを正確に捉えて
妻のどういう所がイヤなのか?
どうしてもらいたいのか?
を具体的にどのように、いつ、何を言葉にすることが
良いのか分からないことも少なくありません。
妻のように「ごみ捨ててきて」等という
具体的な行動ではなく
◎ゆっくりしたい
◎疲れをとりたい
◎優しくしてほしい
等妻にも当てはまることが多いです。
具体的に表現はできないものの
夫は、不満を自分の中で溜め込んで、
どんどん膨れ上がってしまいます。

ネガティブな思いが限界に達すると
「もう無理、離婚しかない!」となるのです。

こうなる前にパートナーに心を寄せていると
ちょっとずつ、気になる発言や行動をしている
ことが多いのです。

心のSOSを見逃さないこと
とても大切なことです。
◇帰り早すぎた?
◇夕飯だべて来たほうが良い?

これは、「心のSOS」のサインです。
このような言葉や態度は「気付いてほしい」という
パートナーの想いの現れです。
自分の存在価値を実感したい
という思い・妻との未来が見えている時です。
言葉や態度には出せない辛さや哀しさが
込められています。

◇ずっと我慢しているのに気付いてくれない
◇理解しようとしてくれない

お互いの不安・不満に気づけずにいると
夫婦喧嘩に発展し、お互いに普段は言えない
ことを口にしてしまいます。
パートナーがSOSを出していることを
気づけて、受け止め、早く話し合いをして
改善に乗り出せば、修復できる可能性は
充分にあります。
パートナーは、
◇自分の想いに気づいてもらえた
◇自分を理解しようとしてくれている
のでもう一度信じてみたい

きちんと向き合わないまま放置していると
いつのまにか夫婦の間に大きな溝ができてしまいます。
パートナーとの距離は、埋まらなくなります。

◇パートナーに自分の想いを話して欲しい時
⒈責めたり・非難をしないこと。
パートナーとの関係を大切にしたいからこそ
想いを知りたいという想いを伝えることが
何よりも大切です。

⒉パートナーが話しやすい問いかけをすること。
具体的・端的な問いかけにすることが
とても重要です。
答えやすいことから徐々に実行していくと
より良いです。
「今日の昼食は、蕎麦にする?カレーにする?」



⒊パートナーの話を遮らないこと。
話をしてくれていることに、疑問・不満があっても
全て話終えるまで遮らず・冷静に落ち着いて聞き
終えることが大切です。
話を最後まで聞くことは、パートナーを尊重して
いる証・真剣に向き合っている証です。

⒋否定的な言葉をつかわないこと。
「でも」・「だって」等パートナーが話したことを
否定しているととられるような言葉は使わないことです。

⒌自分の想いを伝えてくれたパートナーへ
「ありがとう」感謝の言葉を伝えること。
「話してくれてありがとう。嬉しいわ」
◇自分の想いを伝えられてこと。
◇自分の話を最後まで聞いてくれたこと。
◇自分の想いを受け止めてくれたこと。

嬉しい体験を一つ一つ積み重ねていくうちに、
信頼関係も深まってくることで自己防衛も減り
穏やかな気持ちになれて、自分の想いも
自然に伝えてくれるようになります。



夫婦は、鏡です。
穏やかな夫婦関係になりたいと想えば
あなたが穏やかの過ごしているとパートナーも
穏やかになります。

妻は、その時の自分の想いを夫に分かってもらえた
と実感できること・共感してもらえることで
夫の愛情を感じられて幸せです。

夫は、自分のした言動を妻に認めてもらえた・喜んでもらえた
と実感できること・共感してもらえることで
妻の愛情を感じられて幸せです。

お互いに共感してもらえたと実感できることで
お互いの満足感・充実感がアップして
夫婦としての絆をより深くしてくれます。

2人で歩み寄りながら、答えを出していけることが
夫婦関係を継続していくうえでとても重要です。

今後もカウンセリングをさせて頂きながら
ご相談者様の求めている幸せ寄り添えるように
サポートさせて頂きます。

夫婦のコミュニケーション・夫婦の距離感・離婚危機等
何でもご相談ください。
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お待ちしています。

夫婦問題の解決のヒントになる記事を掲載してあります。
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青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり