2020.10.17 ブログ 妻の単身赴任 単身赴任というと夫がすること と思われていませんか? 共働きが増えて女性も総合職として責任ある役職・仕事 それに伴い、女性の転勤・配置換え、 妻の単身赴任が増えています。 お互いが納得できる形でその形を選ぶこと 働き方も多様化し、夫婦のあり方も変わってきている今、 結婚の形を選ぶのも、夫婦によって自由になっていると言えます。 ◇誘因 ⒈大手企業の総合職採用の場合、全国各地に拠点があり、 地方転勤の機会も多く、責任あるポジションに 就いている女性は雇用均等の観点からも、 転勤辞令をだされます。 ⒉昇給が厳しく、教育費・生活費に必要な為 共働きをやめられない場合も少なくありません。 ⒊育児休暇制度の浸透 結婚・出産による離職が減り、働く女性が増えています。 ◇問題点 ⒈夫が家事に不慣れである。 共働きといえども、家事育児の割合が妻が 担っている割合が多く、夫のスキル不足から 家庭内運営に支障を来すことも多々あります。 ⒉夫の賛同が得られない。 「妻は家を守るもの」という古典的な考えの男性が まだまだ多く存在しています。 中には単身赴任か離婚かを迫られるケースもあります。 ⒊夫の転職もあり得る 転勤が一時的なものなのか、期間が不確定なのか? によっても問題は変わってきます。 一時的なものであれば、妻の単身赴任で対応できます。 期間が不明の場合は、双方の仕事状況によっては 夫が退職して妻について行くという選択肢も出てきます。 妻のキャリア・収入により、選択される夫婦も多く 夫が転職される場合も少なくありません。 ⒋単身赴任先に子供を連れていくこともあり得る 単身赴任先に子どもを連れていくケースもあります。 転勤先においてもさまざまな支援策を 受けることができるならば、夫が家事・育児を依頼するより 子どもを連れて赴任することも選択肢のひとつ となっている場合も少なくありません。 ◇対応策 ⒈それぞれの夫婦・家庭にとって一番良い形を 話し合い・模索していくことが大切です。 ◇何を大切にしたいのか? ◇今後の人生をどのように過ごしていきたいのか? 子供のこと・老後のこと等 ⒉連絡はこまめにとり、お互いの意志を確認していくことが 何よりも大切になります。 まめに連絡を取り合い想いを共有できること。 日々のこと・たわいもない話等が何時あっても 笑顔で出来ることがとても大切なことです。 ⒊他の家庭と比較しないこと。 それぞれの家庭でそれぞれの状況・環境 が違い他の家庭と比較することではありません。 パートナーも様々なタイプがいます。 2人の問題として、話し合い対応して いけることが重要です。 ⒋2人の時間を創ること。 離れていて、お互いに忙しくても、時間を創り 2人で子育ての悩み・好きな本の話題等を ゆっくりと話しあえること。 ◇公共機関・両親等に子供を預けて 非日常・映画を観る、ランチに行く等 2人で過ごせることにより、離れている不安も解消されて 心が安定して、仕事・子育て・家事もゆとりを もってこなしていけます。 ⒌パートナー・家族以外にも相談できる人を見つける 自治体・子供に関してのサークル等 同じ子育て中の親のいる場所を見出し お互いに忙しくて、話したいときに 離れていて悩みを相談できないことは 少なくありません。 ◇「一人で頑張りすぎないこと」 悩みを話せることで、共感できたり、不安が無く なったり、悩みが解決できたりします。 知り合い・友人がいない新しい土地・環境でも、機会をつくり 同じ子育てをしている人が周りにいてくれることで 母親自身の心にもゆとりが生まれて、育児を 楽しめるようにもなります。 妻の単身赴任は、容易なことではありません。 まして子供がいるとなおさらです。 ◇どうして実現不可能なのか? ◇何をどうすれば実現可能なのか? パートナーと選択したことを、お互いの責任において実行して お互いの想いを共有・理解して「共存」していることで 信頼関係を維持して夫婦関係を保っていけます。 その時その時の想いを言葉にして夫・妻に届くように 伝えていくことで、パートナーを思いやれることが とても大切なことです。 臨機応変に対応してその時その時を協力して 2人で乗り越えることが重要です。 ◇パートナーが傍らにいてくれることが 何よりも尊いことです。 パートナーの「想い」を尊重して見守れることは 信頼していることの証です。 夫婦のコミュニケーションの根本・礎です。 お互いを信頼でき、思いやりが持ってお互いの ニーズを叶えあえる関係になります。 信頼関係のある夫婦は心豊かな結婚生活を 維持していけます。 人の想いは、変化していきます。 ◇妻は、分かっているはず ◇夫のことは、誰よりも分かっている という想い込みはとても危険です。 距離が離れていることで、より心にとめておきたいことは 折に触れて、ゆっくり過ごせる2人の時間をもち お互いが、 ◇「何を大切にしていきたいのか?」 ◇「何を望んでいるのか?」 ◇「2人でいて楽しいことは何か?」 ◇「2人で穏やかな暮らしができることは何か?」 を話し合い共有していけることにより 2人ならではの、コミュニケーションを構築していけます。 「ご相談者様の望まれている幸せ」 に歩めるようにサポートさせて頂きます。 ・修復・コミュニケーション・離婚危機等 何でもご相談ください。 夫婦問題の解決のヒントになる記事を掲載してあります。 アメブロこちらからご覧くだい。 青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり 戻る 次へ ブログ一覧へ戻る カテゴリー ブログ 新着情報 お知らせ 過去のデータ イベント コラム 新着記事 2024.11.23 妻が離婚を考える理由 2024.11.20 無関心は夫婦関係の赤信号・『夫婦から他人へ』 2024.11.17 子連れ再婚・「義理パパブルー」