2020.08.06 ブログ 不安から妻を束縛する夫・修復までの過程 修復は、容易なことではありません。 でも、不可能なことではありません。 34歳妻の相談~修復に至ったケースです。 夫は37歳で子供はいません。 共働きで妻も遅くなることも多く飲み会もあります。 現在は結婚6年目で同じマラソンが趣味で知り合い 夫の猛アタックで結婚に至りました。 夫は、妻のその日の行動を細かくチェックします。 ◇何時に誰と何処で何をするのか? ◇今日の飲み会のメンバーは? 会社帰りの行動・門限・休日の行動全てです。 妻は、何度も夫に「自分を信頼して欲しい」と 伝えたそうですが夫は聞く耳を持たなかったそうで 夫の本音も話してくれないそうです。 あまりの束縛にストレスも限界になり、疲れ果て 夫に離婚を切り出したそうです。 夫は「離婚するつもりはない」と言われ 束縛することも変えようとはしないそうです。 妻からも頼まれ夫の本音をお聞きしました。 夫は、最初カウンセリングを受けられることを否定されて、 妻がカウンセリングを依頼されていることに とても驚かれていました。 夫の想いは理解できます。 ◇妻が何故カウンセリングにいらしたのか? ◇妻は今何を想っていらっしゃるのか? をお話させて頂くこと ◇カウンセラーの想いを押し付けないこと をお伝えしてから、カウンセリングをさせて頂きました。 ◇「妻は、何を相談に行ったのですか?」 と聞かれたので相談内容をお伝えさせて 頂きました。 夫は、「そうなんですか・・・」と ◇「離婚したいといってるんですね。 本気なんですね」 ◇「妻にいずれは捨てられるのではないか?」という 不安が結婚当初から払拭できず、不安で仕方なく 束縛という形になってしまうそうです。 夫は、自分の意見・想いを素直に伝えられないそうです。 妻から離婚を切り出された時「やはり…離婚言い出した。」 と想われたそうです。 妻が離婚を切り出したのは、最初から離婚など望んでいた わけではなく夫の言動が「離婚を考えざるを得ない」くらい 妻の心を追い込んでしまったのです。 妻のカウンセリングをさせて頂いて、確信していたことです。 夫に「残念ながらあなたの言動が妻に 離婚を考えさせる誘因になってしまっていて 妻はあなたに愛があるからこそ</strongた 第三者に夫の本音確認を依頼されていたのですよ」と 夫は「そうなんですか?」と言われた後沈黙でした。 「まだ‥可能性はありますか?」 「離婚」はしたくないので・・・ 自分が変わることで、妻の想いを変えていきたいのですが・・・ どうしたらいいのか?分からない・・・ と言われて・・またしばらく沈黙でした。 ◇現実の把握➡妻の想いを理解すること。 ◇夫に現実の態度・想いを再認識等 ◇修復は、容易なことではないので、 「諦めない・急がない」ことが とても大切なこと 5回のそれぞれのカウンセリングの後 ご夫婦にそれぞれの想いが伝わりすれ違いが 溶け始めた頃夫婦カウンセリングをさせて頂きました。 具体的な行動を提案させて頂きました。 夫婦カウンセリングすることは お互いの素直な想いを、パートナー自身の言葉で 顔をも合わせて傾聴できることはとても有効です。 ⒈パートナーの想いを傾聴できることにより 現実を整理していくこと ⒉ご自分の素直な想いを再認識すること。 ⒊「何が問題で、何をどのように改善して いくことが重要なことであるか」 ⒋大切な人に自分の素直な想いを伝える の重要性・大切さを実感できること ⒌2人で具体的な改善策を創造いていくこと。 まだまだ日本には、カウンセリングに抵抗があります。 夫婦で問題が生じた時、第三者に現状の整理をしてもらい ご自分たちの想いを整理されることも一つの手段です。 大切なことは、ご本人達が、望まれている方向に向いて 人生を歩んでいけることです。 今回、ご縁を頂いたご夫婦も、手段として活用して頂き 「ありがとうございました。」と笑顔でお伝え頂きました。 夫婦で過ごす人生は短距離ではなくマラソンです。 同じ方向を見ながら走っていられることが大切です。 ニ人三脚も必要ですが夫婦だからこそ 踏み込んではいけない境界線をがあります。 お互いを信頼して尊重して寄り添っていくことが重要です。 お互いにパートナーの本音を知り、 ◇お互いに想いがパートナーにあること。 ◇お互いにパートナーとの未来を創造できること。 妻は ◇夫に自信をもって欲しい ◇夫に妻を信頼して欲しい 夫は、妻の本音・想いを知れたことで 妻への束縛はかなり減少されたそうです。 妻も夫がそこまで不安を感じさせてしまっていたことを 気づけなかってことを反省して、日々の家事・育児の協力に 対して感謝の言葉を口にしたことがないことに 気づかれ反省されていました。 夫の本音・想いを知れてことで、感謝の言葉を口に できるようになっています。 お互いに歩み寄れることが重要です。 妻が相談に来てくださってから7か月徐々に少しずつ 改善されています。 妻も離婚はせずに夫婦でいることを選ばれています お互いの想い・本音を気づけ共有できたことにより よりよい夫婦になっていけます 夫婦関係が上手くいかなくなってしまっている時 ◇何故現状のような状況になってしまっているのか? 立ち止まって考えて寄り添ってみることが 大きな亀裂にならなくて済むのです ◇考え方・捉え方でパートナーへの想い変化していきます。 夫婦関係・結婚生活のあり方を考え直したい時は ご自分の中の意識・捉え方を変えて パートナーと関わってみることも大切です。 人生を共に歩んでいくパートナーです。 お互いの想いに歩み寄りながら、2人で乗り越えて いけるパートナーが傍らにいてくれることは 尊く幸せなことです。 カウンセリングをさせて頂きながら ご相談者様の求めている幸せ寄り添えるように サポートさせて頂きます。 修復・コミュニケーション・離婚危機 何でもご相談ください。 カウンセリングを活用してみませんか? お待ちしています。 夫婦問題の解決のヒントになる記事を掲載してあります。 アメブロこちらからご覧くだい。 青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり 戻る 次へ ブログ一覧へ戻る カテゴリー ブログ 新着情報 お知らせ 過去のデータ イベント コラム 新着記事 2024.11.20 無関心は夫婦関係の赤信号・『夫婦から他人へ』 2024.11.17 子連れ再婚・「義理パパブルー」 2024.11.14 ブラック家庭とは・・・