2020.07.31 ブログ 妻のDVの誘因 カウンセリングの夫の相談で多いのが 妻のDVです。 まだまだ男性がDVを受け得ることについて 認知されておらず、周囲に相談もしにくく、 理解をえることも容易ではありません。 ◇夫自信がDV被害を受けていることを認識していない。 ◇妻からDVを受けていることを、一人で抱えている。 ◇妻に暴力を振るわれて、助けを求めたりすると、 「偏見を持たれる」「弱い人」と思われる 等の想いを抱かれている方が少なくありません。 内閣府が定めるところによると 「DVの種類(男女共通)」には以下のような状況があります。 ◇身体的暴力:平手打ちをする。何回も殴り続ける。足で蹴る。 物をなげつける。刃物などを突きつける等 ◇心理的暴力: 大声で怒鳴る。無視する。人前で馬鹿にする 。命令口調でも物を言う。人付き合いを制限する等 ◇経済的圧迫: 生活費やお小遣いを渡さない。 ◇性的強要 :性生活などの強要。避妊に協力しない。 「自分が優位な事柄(暴力や経済力、人間関係パを武器に パートナーを自分の思うように支配しようとする」 気持ちがDVに成り得るので、 必ずしも暴力のありなしではありません。 あなたは、思い当たることは、ありませんか? 36歳の夫の相談です。 妻は34歳共働きで子供は2歳一人です。 妻は完璧主義者で仕事も子育ても 手を抜かないそうです。 結婚して8年で妻は30歳目前で 子供が欲しいという気持ちが増し 子供を授かれました。 その為妻は自分の仕事のキャリア・子育て 両方とも思うようにならずにイライラする ことが多くなっていたそうです。 笑顔もなくなり ◇食器の洗い方が気に入らない ◇ご飯の食べ方が気に入らない 日々の生活の中でいちいちダメ出しパートうになりました。 正座させられて何回も繰り返しお説教を されるようになり黙っていると ◇何とか言いなさいよ。イライラする。 などと罵倒されます。 それでも返答しないと胸倉をつかまれたり、 平手打ちされたり表情も鬼のようになり なかなかおさまらないそうです。 あまりの凄さにその場を逃げ出し 外に非難したこともあるそうです。 ◇妻と同じ空間にいるのが耐えがたい ◇家に帰るのが怖く…帰ろうとすると気持ち悪くなる 妻と離婚をしたいが… 妻からのDVをどのように証明しれば・・・ 妻からのDVで離婚できますか? というご相談です。 DVというと夫から妻へのイメージも強く 男としてのプライドもあり ◇自分さえ我慢すれば家庭がうまくいくなら という夫の想いもあります。 ◎DVをする妻の特徴 ◇高学歴で完璧主義者 ◇相談できる女友達が少ない。 ◇実家の家族との関係を今一つです。 ◇外では表面的な付き合いが多い。 ◇精神的に不安定 ◇自分の本音を吐き出せない内弁慶 ◎妻からDVを受けやすい夫の特徴 ◇穏やかで優しい人 ◇真面目で責任感が強い ◇妻に暴言などを言われて言い返さない。 妻のDVの誘因 ⒈妻の抱えるストレス 妻の抱える過度なストレスが原因になっている ことが少なくありません。 家事・育児も仕事もすべて妻が抱え込んでいて、 飽和状態になっている時 ➡夫が妻に対し、家事育児のサポートを申し出ることにより、 少しずつ改善できることがあります。 ⒉夫が反応しない 妻が夫に何を言ってもあまりまともに聞いてくれない、 妻が暴れても夫が我慢して反応しないことが、 むしろ妻を追い詰めてしまうこともあります。 ➡夫が妻に対し、意思表示することが重要です。 殴られたとき、我慢するだけではなく ◇やめて欲しい 夫の想いを伝えることも重要です。 「自分は傷付いている」ということをきちんと伝えること 夫 の素直な想いを伝えることが重要です。 「自分は自分の想い・やり方」があり、妻とは別人で 同じではないことを伝えます。 子供への悪影響があることも伝えます。 ⒊妻の病気が原因 このような場合には、妻も苦しんでいる 可能性があります。 自分で自分の言動をコントロール出来ない こともあり得ます。 ◇何とか離婚せずに修復できないものか? ◇妻のDVを軽減しようと妻の要望になるべくこたえたり されたそうですが妻のDVはおさまらず悪化するばかりで 育児も最近放棄することもましているそうです。 妻は、食欲不信・睡眠障害も出ているようで 心身共にバランスを崩されているようです。 夫に妻を医療の専門家に診断して頂くこと を妻自身の為にも提案させて頂きました。 夫は、「そうですね・・」 と言われました。 2人で離婚の話し合いをするのではなく 第三者に入ってもらい話し合いをする ことも大切です。 DVの場合は、相談者の安全も考えることが 必要になります。 別居して妻と距離を置いてみることを 提案させて頂きました。 夫は ◇妻がこのようになってしまい 自分が妻を守れななかった とポツリと口にされました。 ◇あなたのせいではなく妻自身の問題が 大きいのですよ。」とお伝えしました。 夫は「はい。」とだけ答えられました。 一つ一つ向き合っていきます。 2人で歩み寄りながら、答えを出していけることが 夫婦関係を継続していくうえでとても重要です。 今後もカウンセリングをさせて頂きながら ご相談者様の求めている幸せ寄り添えるように サポートさせて頂きます。 夫婦のコミュニケーション・夫婦の距離感・離婚危機等 何でもご相談ください。 strong>カウンセリングを活用してみませんか? お待ちしています。 夫婦問題の解決のヒントになる記事を掲載してあります。 アメブロこちらからご覧くだい。 青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり 戻る 次へ ブログ一覧へ戻る カテゴリー ブログ 新着情報 お知らせ 過去のデータ イベント コラム 新着記事 2024.11.20 無関心は夫婦関係の赤信号・『夫婦から他人へ』 2024.11.17 子連れ再婚・「義理パパブルー」 2024.11.14 ブラック家庭とは・・・