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Le Couple mieux

ブログ

2020.06.16 

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価値観の違いは、優先度の違いです。

ご相談頂くことで「価値観の違い」
を夫婦の間に感じられていている方は、
少なくありません。

2人いれば、2つの価値観があります。
価値観の違いの表現の中には
「~べき」「~でなくてはならない」と
想う気持ちにこだわりすぎてしまい
パートナーの想いに寄り添えないという
ことも含まれています。

「価値観の違い」自体に問題があるのではなく
ご自分と違うパートナーの価値観を否定してしまうこと
が問題になるのです。
ご自分の信じてきた習慣・癖・価値観を否定されると
戸惑い不安になります。
ご自分の体験により、優先度を決めていたことを
否定されることになるからです。

夫婦関係のおいて
「~べき」「~なくてはならない」という想いが
強すぎると、自分の想い・価値観をパートナーに押し付けて
しまう傾向が強くなります。
パートナーの想い・価値観を押し付けられた時
「価値観の違い」という表現になります。

休日は、7時に起きて、~してから~で出かけて・・・等
結婚前抱いていた
「自分の理想とする結婚生活」
「自分の心地よいと思える生活のリズム・習慣」
を実現したいことを形にしようと
行動していきます。











共働きで時間的な余裕がなくても
毎日決まっていることをこなそうとすることで
心のゆとりも無くなり、パートナーを思いやる
気持ちも持てなくなることも多々あります。

2人で話しあったうえでの生活のリズムであったとしても
その時の状況により、臨機応変に対応してけることが
夫婦・家族にとってとても大切なことです。

◇「昨日忙しくて、疲れているから、今日の休日は
ゆっくり起きてブランチにしよう」
日々の生活のリズムを気にしていると
出来そうでできないことです。
夫の相談にも多いことです。

◇夫に頼むと
「洗濯物のたたみ方が違うので・・」
等不満を口にする妻もいます。
たたんでくれたことへの感謝はなく
不満だけがでてきます。
たたみ方にしてもどちらが正しいということは
無く、今までの習慣と違うだけのことです。

価値観というのは、その人の経験に基ずく行動原理です。
自分から見たら「なんかおかしい…」と思うようなことでも、
パートナーにとっては「こうするのが一番いいんだ」
という優先度に基づいて動いています。
パートナーの想いを、一度受け止めてから、2人で改善して
2人の価値観を創造していけることが重要です。

パートナーを信頼して、全て任せることです。
パートナーのやり方を尊重することが何よりも大切です。
たたんでもらえることの方が大きく
嬉しいことです。

信頼して任せられると、パートナーにその想いが伝わり
パートナーも気持ちよく行動できます。
それによりパートナーにも「、任せられている」
「信頼されている」自分の存在意義を感じられて
夫婦関係もよりよくなります。

◇そのことが自分にとって重要か重要ではないかの違い
◇あるものの価値が高いか、低いか、優先度の違いです。
「~でなければならない」という想いは
夫婦関係に溝を作る誘因にもなり得ます。


仕事・家事・育児・夫婦関係全てにおいて
「いい加減・・・ちょうどい良い」
◇頑張りすぎないこと。
◇一人で抱え込まないこと。
◇まあいいかと思えること。
◇感謝の気持ちを忘れないこと。
◇信頼して任せるられること。
◇程度な距離を保てること。
◇見守れること。












現実を受け止めて、対応していけること
「~あるべき」「~でなくてはならない」
という想い・価値観から離れることにより
自分自身も楽になれて、パートナーの想いも
受け入れられ、理解・尊重していけるようになれます。

2人にとって居心地よい環境を創造していけることが
夫婦において何よりも大切なことです。
折に触れて、ゆっくり過ごせる2人の時間をもち
お互いが、
◇「何を大切にしていきたいのか?」
◇「何を望んでいるのか?」
◇「2人でいて楽しいことは何か?」
◇「2人で穏やかな暮らしができることは何か?」
を話し合い共有していけることにより
「~であるべき」「~でなくてはならない」という
想いは無理なく減らしていけることになります。

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青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり