2019.05.27 ブログ 夫婦カウンセリング・夫婦の領域 あなたは夫婦関係の「領域」を意識したことはありますか? 人との関係を保つには、「パーソナルスペース」 「自分の領域」がとても重要です。 領域には物理的な距離と精神的な距離があります。 人には、個々のパーソナルスペースがあり この領域に自分以外の人が侵入してくると 圧迫感や不快感を抱くようになります。 33歳妻の相談です。 夫は38歳子供は2人4歳と1歳です。 妻は今は育児休業中で今年の9月から職場復帰を する予定だそうです。 夫とは家事育児を分担して生活する約束で結婚して 一人目の子供の時まではそこそこ分担しているそうです。 現在は妻が育児休業中ということもあり 夫はほぼ分担してくれないそうです。 妻は ◇夫が、約束を守ってくれない。あり得ない。 これでは職場復帰もできない と言われてきました。 夫に話をお聞きしたところ 夫は移動されて、とても忙しい職場になり 責任のあるポジションを任されていて 毎日遅くまで働いてるそうです。 その中でも自分にできる家事は、 分担されているそうです。 妻からメールで ◇何時に帰るの?~と~とスーパーで買ってきて ◇忙しくて疲れたから夕食のお弁当買ってきて ◇夫の仕事の状況を聞き出し 指図して早く帰れるように工夫して メールが既読にならないと携帯に電話して くるそうです。 妻が仕事をしていると夫の仕事にまで 妻の意見を言う妻が少なくありません。 「離婚」原因になることも多いです。 夫の仕事にまで、踏み込み指示ともとれる言動をとる ことは、良いこととはいえません。 夫婦であるとはいえ、別人です。 パートナーの踏み込んで欲しく無いところまで 踏み込まれることは、不快です。 自分が心地よいと感じられない空間に 入れられている感じです。 信頼されていないのでは?との 想いにも繋がります。 踏み込んではいけない領域があります。 パートナーの想い・プライドを否定することになります。 ◇お互いの仕事 ◇お互いの親戚の悪口 ◇お互いの友人の批判 ◇触れられたくない問題等 一番身近で大切な人だからこそ 心配・期待等様々な想いが募り、踏み込んで しまうことも多々あります。 程度な距離を保つことは容易なことではありません。 すれ違いが生じて、イライラ・不満が募ってくると、 パートナーの想いを知りたくて、パートナーの想いと反して パートナーの領域に踏み込んでしまいがちです。 パートナーのありなままを受け止めて、尊重していけることで 日々生活していく中で、2人にとっての適切な距離が 分かってきます。 適度な距離感が分かってくると お互いに踏み込んではいけない時 が分かってきます。 ◇見守る時 ◇話し合う時 2人にとってのタイミングも分かってきます。 人にはそれぞれ生きていくうえで大切にしている 自己領域があります。 このバリアの範囲は人それぞれです。 2人いれば2つの領域があります。 パートナーの言動・趣味・価値観を批判せずに 尊重・理解する態度も大切です。 お互いを理解しようとすることと 距離を詰めることは別です。 理解・尊重することは、パートナーの言動を ありなまま受け入れ、見守ることができることです。 理解・尊重できてくると、自然と 夫婦の領域が掴めてきます。 人は、公的自己意識と私的自己意識の バランスが大切だといわれています。 ◇公的自己意識…他者評価を気にする意識 ◇私的自己意識…自分自身がどう在りたいかを重視する意識 パーソナルスペースを保ち続けていくには ◇お互いの趣味や付き合いなどに干渉しすぎないこと ◇仕事に関して、相談されない限り苦言・小言を言わないこと ◇休日別行動をできること。 一人の「男性・女性」として「本来の自分」に戻って 好きなことをする時間があってこそ、心にゆとりが持てて イキイキと魅力的な一人の大人として 互いに尊重し続けられるのではないでしょうか。 夫婦になってもこの自己領域は必要で大切です。 自己領域に夫婦の領域も加えていくことが大切です。 自己領域だけにこだわり過ぎると パートナーの言うことを受入れにくくなってしまいます。 夫婦2人の夫婦領域という社会化された領域を 2人で作り上げていくことが大切です。 夫婦でカウンセリングさせて頂いているうちに 妻➡夫がバリバリ仕事をしている姿に 取り残された感を感じてしまい イライラしていた自分に気づかれました。 夫➡妻の想いに寄り添えていない 自分に気づかれました。 お互いに自分の想いを認識できたことで パートナーの想いも分かり、今までとは違う 視点からパートナーの想いに向き合えるように なっていきます。 夫婦でカウンセリングできることは お互いの想いがその場でパートナーの口・言葉で 聞くこともできますし、問いかけもできます。 strong>お互いの個性を理解して、受け止めて尊重していけることで 2人ならではのコミュニケーションが創造されていきます。 それにより、思い違いも減り、夫婦の信頼関係・絆 もより深くなっていけます。 結婚生活は2人がお互いの想いを理解・尊重していける ことが何よりも必要です。 2人で歩み寄りながら、答えを出していけることが 夫婦関係を継続していくうえでとても重要です。 ご相談者様の求めている幸せ寄り添えるように サポートさせて頂きます。 夫婦のコミュニケーション・夫婦の距離感・離婚危機等 何でもご相談ください。 カウンセリングを活用してみませんか? お待ちしています。 夫婦問題の解決のヒントになる記事を掲載してあります。 アメブロこちらからご覧くだい。 青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり</s 戻る 次へ ブログ一覧へ戻る カテゴリー ブログ 新着情報 お知らせ 過去のデータ イベント コラム 新着記事 2024.11.23 妻が離婚を考える理由 2024.11.20 無関心は夫婦関係の赤信号・『夫婦から他人へ』 2024.11.17 子連れ再婚・「義理パパブルー」