2019.02.02 ブログ 「正論」は、パートナーの心には届きません。 39歳の夫の相談です。 妻は36歳子ども9歳・6歳です。 仕事が忙しくてなかなか平日子育て・家事を 手伝えてないことは自覚されています。 常に妻から ◇あなたの言うことは正論ばかり ◇自分の言こと事だけが正しいと思っている と言われるそうです。 夫が、帰宅したら床にはオモチャが散らかり放題 御菓子のかすがこぼれている状態でした。 夫➡何処歩けばいいの?掃除した? 妻➡昼間ヒマなのに何しているの?と問われていて 専業主婦で暇なのに掃除もしていないのはあり得ない と妻の行動を否定されているように思います。 状況も聞くこともなく・「大変だったね」のねぎらい の言葉もなく、妻は疲れがより増し傷つきます。 夫がおむつを替えている時、 ◇もう少し優しく拭いてあげてよ。 ◇お腹が苦しくなるから、少し緩めにテープをしめて。 夫➡自分のオムツの替え方を否定されたと感じます。 子供と一緒にいる時間も短く、全くわからない子育てを 手探り状態でしているおむつ替えです。 夫の行為を尊重することもなく・「ありがとう」 の感謝の言葉もなく、夫は傷つき、やる気をそがれます。 正論は、道理にかなった正しい議論・主張のことで 感情は伴いません。 正しさは人によって違います。 ◇パートナーの行動を否定している と捉えることも多いです。 30代から40代は夫は仕事・妻は家事・育児 生活の中心になり、お互いにゆとりを 持てない時期でもあります。 お互いに相手になかなか寄り添えず 行き違いも増えイライラも増します。 お互いの言動にも敏感になり 夫婦喧嘩も起こりやすくなります。 起きている状況を受け止めて 正論だけではなく、お互いの想いに寄り添い ながら、お互いにとってより良い解決方法を 2人で見出していけることが重要です。 正論だけでも、感情だけでも問題を解決しようとすると ◇自分の想いもパートナーに届けない ◇パートナーの心が傷いてしまう。 ◇パートナーとの間に溝ができる ご相談に来てくださった夫に言葉にする前に 妻の状況・その時の妻の想いに思いを馳せて ◇何故妻がその問題を夫に話すのか? ◇妻は、どのような想いをもっているのか? ◇どうして今その状況にあるのか? 思いを馳せて頭の中で整理してから 妻に言葉にすることを提案させて頂きました。 夫婦は、鏡です。 夫の言動が変化することにより、その想いが 妻に届き、夫の想いにも思いを馳せてくれる ようになっていきます。 夫は、正論だけを妻に言葉つもりはなかったですが・・・ 妻の状況に寄り添えるように気をつけます。 と言われて帰宅されました。 夫婦関係が上手くいかなくなってしまっていると感じた時 ◇何故現状のような状況になってしまっているのか? 立ち止まって考えて寄り添ってみることが 大きな亀裂にならなくて済むのです ◇考え方・捉え方でパートナーへの想いは変化していきます。 夫婦関係・結婚生活のあり方を考え直したい時は ご自分の中の意識・捉え方を変えて パートナーと関わってみることも大切です。 人生を共に歩んでいくパートナーです。 お互いの想いに歩み寄りながら、2人で乗り越えて いけるパートナーが傍らにいてくれることは 尊く幸せなことです。 カウンセリングをさせて頂きながら ご相談者様の求めている幸せ寄り添えるように サポートさせて頂きます。 結婚・コミュニケーション・離婚危機 何でもご相談ください。 カウンセリングを活用してみませんか? お待ちしています。 夫婦問題の解決のヒントになる記事を掲載してあります。 アメブロこちらからご覧くだい。 青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり 戻る 次へ ブログ一覧へ戻る カテゴリー ブログ 新着情報 お知らせ 過去のデータ イベント コラム 新着記事 2024.03.28 カウンセリングの何が良いのか? 2024.03.25 「一歳危機」を共に乗り越える 2024.03.22 共依存の特徴と克服