2018.10.06 ブログ ダブル更年期乗り切り方 40~50代にかけて、女性の体は大きな変化を迎えます。 心と体にさまざまな不調や病気が表れやすい、不安の大きい期間でもあります。 体の仕組みが違う男にとって、それは理解しにくことです。 妻の体に今、何が起こっているのか? ~不機嫌、怠け……それともうつ病? こんな変化が起こっていませんか~ 52歳共働きの妻の相談です。 夫は52歳です。 妻は、以前に比べて気力・集中力がなくなっていて 色々なことにやる気がおきない日々が 続いているそうです。 体調もすっきせず気分が、落ち込んでしまう日も 少なくないようです。 更年期に出やすい症状です。 妻は、これまでは綺麗好きでまめな性格で フットワークもよく、きびきび行動する タイプだったそうです。 子供は2人とも成人しています。 仕事を何とかこなして、帰宅すると家事をする気力も無く 夫にお弁当をかってきてもらったりして 夕食にすることが多くなっています。 夫は、自分の夕食がないことになるので しぶしぶお弁当を買ってきてくれるそうです。 夫には、妻の行動が理解してもらえないようで さぼっている等と責められるそうです。 妻は休日は起きれないこともあり 夫は一緒にいても不愉快だと一人で 何処かに出かけてしまうそうです。 夫は妻の体調を気遣ってくれるどころか 夫婦の会話もなく ◇「なぜ夫婦でいるのか?」 ◇「気を遣う同居人・・・といった感じ」 ◇「一緒にいることが辛く苦しい」 と相談に来られました。 更年期症状はパートナーに理解されにくく 夫婦関係に溝をつくる誘因になってしまうことが 多く見受けられます。 40~50代にかけて、女性の体は大きな変化を迎えます。 心と体にさまざまな不調や病気が表れやすい、不安の大きい期間でもあります。 体の仕組みが違う男にとって、それは理解しにくことです。 妻の体に今、何が起こっているのか? ~不機嫌、怠け……それともうつ病? こんな変化が起こっていませんか~ 『行動の変化』 ◇ ボーッとすることが多くなる。 ◇ 感情の起伏が激しくなる ◇集中力や記憶力の低下する。 ◇ 食欲が落ちてくる。 ◇ 性欲がなくなってくる。 ◇「うつ」のような状態になってくる。 ◇極度の不安や心配におそわれること。 ◇朝おきれなくなること。 『出てくる症状』 ◇倦怠感・全身のだるさ ◇疲労感 ◇めまい ◇ホットフラッシュ(ほてり、のぼせ) ◇ 関節痛(四十肩、腰痛、ひざの痛みなど) ◇ 肩こり ◇便秘や頻繁に起こる下痢 ◇肌のシミ、シワ、たるみ・肌荒れ ◇骨が弱くなる。骨粗しょう症 40代~50代の閉経の時期に現れる症状です。 卵巣の機能が滞り、女性ホルモンが減少し、閉経していく時 ホルモンバランスの変化により心身共に症状がでます。 個人差はありますが、症状はでます。 夫の「気付き」と「理解」があると 「自分を受け入れて理解してくれている」と 妻は安心できて症状が軽減されることがあります。 夫から見ると不可解で、怠けているように見えるか もしれませんが、更年期による症状として理解して 寄り添ってあげれることがとても大切です。 妻が更年期障害の体や心の不調を訴えたら、 話をきちんと聞いて、つらい気持ちに寄り添って、 サポートして、乗り越えていくことが大切です。 症状が重い時は専門家相談して適切な対象をうける ことが重要です。 さぼっているわけでは決してないのです。 夫も仕事が忙しく妻の気持ちを思いやれなく 妻の態度にイライラして妻を責めているようです。 妻もどうせ夫には理解して貰えない・無理 「更年期かも」という話も夫にされていないそうです。 夫にも更年期はあります。 夫の現状の症状をお聞きすると 夫も更年期の症状が少なからずあるようです。 もともとは穏やかな優しい方のようですが ◇イライラすることが増えていること。 ◇眠れないこと。 ◇頻尿なこと。 妻に夫の話をさせて頂いたら 「夫も更年期?」と驚かれていました。 男性ホルモンの低下による 精神的バランスの乱れ、 体調不良として身体にあらわれます。 夫婦とも更年期だとよりお互いを思いやることは 容易ではなくなります。 ◇お互いが更年期であることをうけいれること 。 ◇落ち着ける場所でゆったりとした気分で 2人で時間を過ごすこと。 ◇無理はしないこと。 ◇ストレスをためないようにすること。 ◇睡眠をたること。(寝れる時に寝る) ◇焦らず・無理せず・ゆっくり向き合っていくこと ◇症状が改善しない時は、専門家に相談して 対象すること。 少し症状が軽減されてきたら ◇運動して身体を動かすこと。 ◇囲碁・将棋・ゲーム・カラオケ等刺激なることをできると より軽減されていくこともあります。 妻は「そうなんですね」とうなずかれて 涙されていました。 年齢を重ねることは怖いことではありません。 夫婦も色々なことを乗り越えてきたからこそ 分かりあえる・感じ合えることがあります。 パートナーに理解・受け入れてもらえることが 生きる糧になります。 焦らずゆったりとした気持ちで歩んでいきましょう。 夫婦のコミュニケーション・夫婦の距離感・離婚危機等 何でもご相談ください。 カウンセリングを活用してみませんか? お待ちしています。 夫婦問題の解決のヒントになる記事を掲載してあります。 アメブロこちらからご覧くだい。 青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり 戻る 次へ ブログ一覧へ戻る カテゴリー ブログ 新着情報 お知らせ 過去のデータ イベント コラム 新着記事 2024.11.23 妻が離婚を考える理由 2024.11.20 無関心は夫婦関係の赤信号・『夫婦から他人へ』 2024.11.17 子連れ再婚・「義理パパブルー」