2018.08.27 ブログ 共依存の夫婦関係 共依存というのは、自立できていないことを指す言葉です。 共依存の夫婦は、共に相手に依存し過ぎてしまい 共倒れしかねない危うさを秘めています。 共依存状態にある夫婦の特徴 ◇自分一人では何もできないこと 夫婦の場合でも互いが自分で何かを 決めて行動を起こすことが出来ません。 自立している夫婦であれば、相手を尊重しますから、 相手に物事を任せるということが出来ます。 ◇パートナーの言動に口出しをすること。 何をするにも相手のすることに口を出してきます。 常に一人での決断・選択には、不安があり、 行動さる時にパートナーに確認をとったり パートナーが。行動する時は 行動理由を確認したりします。 「妻が~だから」「夫に言われたから」等です。 主体性をもった言動ではないので 思う通りに行かない時は、パートナーの せいにしてまいがちです。 ◇相手がいないと生きていけない 自立が出来ていないために、パートナーを失うこと への不安が常にあります。 相手が間違った行いをしても注意もできないし、 自分の意見も言えないことが多いです。 DVされている夫・妻が、離婚・別居等を望まく 状況が悪化しやすいです。 ◇独占欲がかなり強いこと お互いに独占欲が強く、嫉妬深いです。 パートナーの行動を細かくチェックしたり、 浮気を疑いだしたりします。 ◇被害妄想に陥りやすいこと 理性的に物事を考えることが出来なくなり、 全てにおいて物事を感情的に受け止めやすくなります。 依存する時・される時が状況により変わらず パートナーと離れたくないという執着心もあります パートナーが落ち込んでしまうと、 自分も一緒に気分が落ち込んでしまうのです。 パートナーが悩んだり、悲しんだりしている原因は 自分にあるのかもしれないと、自分を責めてしまいます。 お互いに落ち込んでしまうので、 なかなか問題の解決が出来なくなってしまいます。 共依存は、自己が確立されないで、他者との「境界線」を 理解できなくなっていることによって起こります。 親が過保護・過干渉だったり、威圧的で厳しく育てられていて 自分で考えて行動をしてこない習慣が出来ています。 ◇「自分はどう思うのか」 ◇「自分はどうしたいのか」 「自分の意思・想い」が確立されないまま大人になり 他者との間に境界線がしっかり引けなくなります。 自分をまず第一に考えることから始めましょう。 人を変えることは出来ないからです。 ◇自分はどうしたいのか? ◇自分はどう想っているのか? ◇自分はどう感じるのか? を意識して繰り返して行動をしていくうちに 徐々に「自己が確立」していきます。 「自己が確立」して くると 自分と他社との間の境界線を考慮しながら 行動していけるようになります。 日々の生活の中で境界線をいつも意識することが大切です。 ◇自分の感情は自分のもの。 ◇他者の感情は、自分にはコントロールできない。 ◇他者の感情を、自分は責任を負わない。 ◇自分の行動は、自分が自由に決められる。 を意識して生活していると 今まで意識できなかったことが分かるようになります。 「夫に感情移入しようとしている」 「妻が不機嫌なのは、自分のせい?」 と思っている自分の気持ちに気づけるようになります。 「夫の問題は、夫の感情出て自分の感情は違うこと」 「妻の不機嫌なのは、妻の問題。見守っていよう」 と自分の行動を変えていけるようになります。 境界線を意識して思考・行動し続ければ 境界線を引くことに慣れてきます。 克服するためには自分が変わらなくてはいけません。 夫婦だからといって、相手を変えることは出来なし してはならないことです。 変えることではなく、自分の意思で変わることが必要です。 あなたが変わることで、夫婦の関係が変わります。 夫婦は、鏡で、あなたの想いは、パートナーに伝わり 考え方や行動も自然と変わっていきます。 焦らず・諦めず始めていきましょう。 自分らしさを取り戻す・別居・離婚危機等 何でもご相談ください。 カウンセリングを活用してみませんか? お待ちしています。 夫婦問題の解決のヒントになる記事を掲載してあります。 アメブロこちらからご覧くだい。 青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり 戻る 次へ ブログ一覧へ戻る カテゴリー ブログ 新着情報 お知らせ 過去のデータ イベント コラム 新着記事 2024.11.20 無関心は夫婦関係の赤信号・『夫婦から他人へ』 2024.11.17 子連れ再婚・「義理パパブルー」 2024.11.14 ブラック家庭とは・・・