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Le Couple mieux

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2018.08.02 

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生きる原動力

夫64歳 妻56歳結婚34年目子供2人は
自立していて、夫婦2人で暮らしています。

夫からのご相談です。
夫は、会社員のころから休日は、
妻の行きたいところに一緒に出かけ
妻の意向に添って過ごしていました。
ご自身の趣味は、少ない方です。

妻は専業主婦で、ご自分のライフスタイル・友人を
確率されていて、よく外出されています。
夫は、定年退職されて、毎日家にいるようになり、
気持ちが沈むことが多くなり
笑顔も外出もほぼ無く、
会話もほぼ無くなっているようです。

夫は、どうしようもなく落ち込んでしまう
自分のことを責めてもいます。
定年退職された方が、
「自分の人生が終わってしまったかのように
気力をなくされてしまうことは、
少なくありません。

夫に「御自分を責めることは無いです。」
とお話しはさせて頂いていました。

妻には、夫の気持ちが理解できないようで
妻は、「夫といると自分も憂鬱になり
同じ空間にいることが、辛くて苦痛で
同じ未来を創造できない」と
家を出られたそうです。

妻は、出られた家を夫には
伝えないでの別居です。
お子さんは、居場所をご存知です。












それでも夫は、「離婚するつもりはない」です。
妻にどのように自分の想いを伝えれば
伝わるのでしょうか?」と
いうご相談です。

ご自分の想いを手紙に書くことを
提案させて頂き進めていました。

妻は、家で料理教室をしていましたが
それ以外は、外で仕事した経験が
ありません。

一人で引っ越し作業をして、
レストランでの仕事は
想像以上に大変で、膝に負担がかかり
足が悪くなり手術が必要になり
仕事を始めて1か月もたたないうちに
仕事を辞めざるをえなくなったそうです。

夫には、直接連絡はありませんでしたが
お子さんを通じて妻の入院を知りました。
夫は、妻のことを想う気持ちが強く、
妻を一人にしておけず、妻の看病を
始められたそうです。
夫は、妻の看病を始めらたことにより
沈んでいた気持ちが解消されて
気力が戻ってきていました。
「大切な人を助けたい」
「大切な人を守りたい」
という強い想いが、自分を取り戻す
きっかけになったようです。
目力も違い顔に生気が戻ってきました。
人の必要とされて、役にたてると
想えることは、生きる原動力
なのです。












妻は、夫の看病を受け入れました。
病気になり、心細くなっていたのでしょう。
会話は、するようになりました。

まだまだ時間は必要ですが、
夫婦は、良い時も悪い時も
支え合い乗り越えていけることが大切です。

夫は、「焦らずに、ゆっくり歩み寄って
話し合っていくつもりです。」
と力強く話されています。

今後もカウンセリングをさせて頂きます。

夫婦のコミュニケーション・夫婦間の距離・離婚危機等何でもご相談ください。
お待ちしてます。


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青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり