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Le Couple mieux

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2018.06.15 

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産後クライシス

「産後クライシス」をご存知でしょうか?

産後急激に夫婦仲が悪くなることです。
出産後の夫婦に多く起こる現象とされており、
夫婦仲の改善対策がなされていないと、「離婚」とに至る可能性もあります。
産前産後の妻たちは、ホルモンバランスの乱れや体の疲れから感情が高ぶりやすかったり
頭が回らないことあります。
妊娠中に大量に分泌されていた女性ホルモン「エストロゲン」と「プロゲステロン」が産後は急減します。
その一方で分泌量が増えるホルモンが「オキシトシン」。
子どもを守るために分泌されるホルモンで、
育児に非協力的な人間に対して攻撃性を高める作用があると言われています。
多くの夫たちは妻の感情に寄り添いながら会話することが得意ではありません。

平成23年度に厚生労働省が日本の母子家庭を対象に行った調査によると、
全体(死別を除く)の約3割が子どもが0〜2歳の時「産後2年以内」に離婚を決意しています。





産後の妻の変化
◇産前は夫が大好きだったのに産後嫌いになってしまった
◇小さなことが気になる
◇自分の思い通りにならないと不機嫌になることがある。
◇イライラして夫・子供にあたってしまうことがある。
◇ついきつい発言をしてしまうことがある。
◇夫婦生活・触られるのことが嫌になる。
◇寂しい・辛い・苦しいと言ったうつ症状がある
◇産後性格が変化してくる。等です。

精神的なダメージを受けやすい状態に「産後の妻」はあります。
夫は、産後の妻の変化に戸惑うことも多いようです。
「自分の妻が今何を望んでいるのか」に寄り添い
 妻の意思を尊重した言動が大切です。
「そのうち落ち着くだろう」
「自分が我慢していれば」
「話し合ったら喧嘩になるので関わらない」
「俺の母親なら…」「母親なのだから・・・」等は関係を悪くします。
別々の人生を歩んできた二人です。
「夫婦だから、家族だから」、全てを理解し合えていると思わずに、
お互いの素直な気持ちをその都度話し合うことが重要です。
妻は、「助けて欲しい時は助けて欲しい」
「辛い時は辛い」と言葉にして夫に伝えられる
関係でいられることが大切です。





子育ては、お互いに協力し合い歩んでいくことです。
夫が、産後の妻の変化があることを理解して
受け止めていけることが必要です。
夫が受け止めてくれることで信頼関係
絆が深まり、乗り越えていけます。
寄り添って歩んでいきましょう。

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青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり