一般社団法人
日本パートナーサポート協会

子供の想いは、複雑です。
子供にとっては、離別・死別した親が親です。
シングルマザー・シングルファザーになって以来
子供なりに覚悟を決めて、養育している親と
生活をしています。
新たな親となる人が現れてきて
いきなり馴染んでいくことは、とても
難しく、戸惑いも大きいものです。

◇親を取られてしまった気分
◇離別・死別した親がかわいそう
◇今までとの習慣・環境が違いすぎる
◇いきなり親になったつもりで接しないで欲しい
◇シングルマザー・シングルファザーの時とは
違う親の女性としての顔・男性としての顔
を目の当たりにして戸惑います。等

子供は、親を良く見て感じています。
再婚して子供と仲良くなりたいと想い
急速に距離を縮めようとすると
更に戸惑いが大きくなり、逆に距離ができます。







再婚して子供の親となる場合
◇「早く仲良よくなりたい」
◇「家族になりたい」
◇「好きになったもらいたい」
◇「嫌われたくない」
◇「離別」「死別」した親の影が内心
とても気になってしまいます。

想いは、とてもよく分かります。
想いが強いからこそ
時間をかけてゆっくりと、一歩ずつ歩んで
いくことがとても大切です。

大人同士でも新しい環境・習慣に慣れるのは
大変なことです。
子供も同じです。

子供は、「戸惑い」から入り、
「仲良くなりたい」とは、すぐには想えません。

◇「どういう人なのだろう？」
◇「私たちをどのように思っているのだろう？」
◇「これからの生活はどうなっていくのだろう？」
◇「何故再婚したのだろう？｝等

頭の中は、疑問・不安で一杯です。
再婚することで、子供が安心して生活できる環境を
創ることが重要です。
「子供が、おだやかに暮らせる・安心して過ごせる家」
を構築していくことが何よりも大切です。

「子供に信頼される人」になることです。
子供の言動を否定せずに、受け止めて接していくことです。
ただ、甘やかすこととは、違います。
言動は、感情が動いて何かを感じているからこそ
出てきていることです。
様々な理由があります。
「何故子供が、その言動をしているのか？」
を頭において接していくことが必要です。







子供の様子を見ながら、
子供がＳＯＳを出しやすい状況をつくり
いざという時には、サポートしていけることが
とても重要です。
日々の生活の中を共に重ねていく中で
「何かあったら助けてくれる」
「守ってくれる」という
安心してすごせる場所に
なっていけることがとても大切です。

子供には、親に心配をかけたくないと
いう想いも強いです。

シングルの時、親が、どれだけ大変な想いをして
育ててくれたかを目にしているので
この想いは強いです。
「自分が、我慢すれば・・」等です。
子供は、言葉には出さなくても、
環境の変化に戸惑い、笑顔がなくなったり、
食欲が落ちたり体調を崩したり
することもあります。

安心できてくると、自然と無くなっていきます。
安心できる居場所だと感じられるようになると
自然と距離も近ずいていけます。

再婚は、信頼できる人と安心できる場所を
創造していけることが、何よりも大切です。

一歩一歩歩んでいきましょう。

再婚・子供の想い・更年期等何でもご相談ください。
カウンセリングを活用してみませんか？

夫婦問題の解決のヒントになる記事を掲載してあります。
アメブロこちらからご覧くだい。

青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり