2025.10.12 ブログ 夫婦カウンセリング・夫婦の領域 夫婦だから、 ◇何でも把握していたい ◇何でも一緒にしたい 2人いれば2つの想いがあります。 33歳妻の相談です。 夫は38歳子供は2人4歳と1歳です。 妻は今は育児休業中で今年の9月から職場復帰を する予定だそうです。 夫とは家事育児を分担して生活する約束で結婚して 一人目の子供の時は、そこそこ分担したそうです。 現在は妻が育児休業中ということもあり 夫はほぼ分担してくれないそうです。 妻は ◇夫が、約束を守ってくれない。あり得ない。 これでは職場復帰もできない と言われてきました。 夫に話をお聞きしたところ 夫は移動されて、とても忙しい職場になり 責任のあるポジションを任されていて 毎日遅くまで働いてるそうです。 その中でも自分にできる家事は、 分担されているそうです。 妻からメールで ◇何時に帰るの?~と~とスーパーで買ってきて ◇忙しくて疲れたから夕食のお弁当買ってきて ◇夫の仕事の状況を聞き出し 指図して早く帰れるように工夫して メールが既読にならないと携帯に電話して くるそうです。 妻が仕事をしていると夫の仕事にまで 妻の意見を言う妻が少なくありません。 「離婚」原因になることも多いです。 ◇「~でなければならない」 自分の想いをパートナーに押し付けてしまうことになります。 夫の仕事にまで、踏み込み指示ともとれる言動をとる ことは、良いこととはいえません。 夫婦といえども別人・他人です。 踏み込んではいけない領域があります。 踏み込まれたくない領域は、人それぞれ違います。 ◇お互いの仕事 ◇お互いの親戚の悪口 ◇お互いの友人の批判 ◇触れられたくない問題等 一番身近で大切な人だからこそ 心配・期待等様々な想いが募り、踏み込んで しまうことも多々あります。 程度な距離を保つことは容易なことではありません。 日々生活していく中で、2人にとっての適切な距離が 分かってきます。 適度な距離感が分かってくると お互いに踏み込んではいけない時 が分かってきます。 ◇見守る時 ◇話し合う時 2人にとってのタイミングも分かってきます。 人にはそれぞれ生きていくうえで大切にしている 自己領域があります。 このバリアの範囲は人それぞれです。 2人いれば2つの領域があります。 夫婦になってもこの自己領域は必要で大切です。 自己領域に、夫婦の領域も加えて新しい領域を 創造していけることが大切です。 自己領域だけにこだわり過ぎると パートナーの言うことを受入れにくくなってしまいます。 夫婦2人の夫婦領域という社会化された領域を 2人で作り上げていくことが大切です。 夫婦でカウンセリングさせて頂いているうちに 妻➡夫がバリバリ仕事をしている姿に 取り残された感を感じてしまい イライラしていた自分に気づかれました。 夫➡妻の想いに寄り添えていない 自分に気づかれました。 お互いに自分の想いを認識できたことで パートナーの想いにも寄り添えることで、今までとは違う 視点からパートナーの想いに向き合えるように なっていきます。 2人の人生で大切にしたいこと・譲れないこと に共通することが増えています。 人生で大切にしたいこと・譲れないことの中に 「パートナーと人生を歩むこと」が第一優先になってくるからです。 パートナーと深く理解し合えることにより 「その価値観もありだな」と自然に想えることが 増えていきます。 ⒈価値観・習慣・癖違う2人がいるからこそ 今までとは違う環境に触れることができる。 ⒉信頼できるパートナーが傍らに存在してくれることは 心強く幸せなことです。 大切なことは、「お互いの存在の尊さ」 を実感できると、お互いに感謝の気持ちがより持てるようになり 日々の生活の中で、楽しいこと・喜びを共有できることが、 多くなり、」想定外のことが起きた時も乗り越えられます。 「共存していくこと」は、 容易いなことではありませんが 妻から夫に寄り添うことにより 夫が変化していくことは少なくありません。 夫婦でカウンセリングできることは お互いの想いがその場でパートナーの口・言葉で 聞くこともできますし、問いかけもできます。 適切な時に適切な「間」をとれることは、 パートナーの想いに寄り添えて「見守れること」 ◇パートナーを信頼していること ◇パートナーを尊敬・尊重していること ◇自分の心にゆとりがあること。 一番身近で大切な人なので ついつい心配になり、言葉にしてしまいがち ですが、パートナーの想いを尊重して 寄り添えることが重要です。 お互いに認め合い信頼できるパートナーが 傍らにいてくれることは幸せなこです。 パートナーが落ち着つくまで「間」をとり パートナーが落ち着いた時、話しをしてきた時 遮らずに全部を聞くことが大切です。 お互いの個性を理解して、受け止めて尊重していけることで 2人ならではのコミュニケーションが創造されていきます。 それにより、思い違いも減り、夫婦の信頼関係・絆 もより深くなっていけます。 結婚生活は2人がお互いの想いを理解・尊重していける ことが何よりも必要です。 2人で歩み寄りながら、答えを出していけることが 夫婦関係を継続していくうえでとても重要です。 ご相談者様の求めている幸せ寄り添えるように サポートさせて頂きます。 夫婦のコミュニケーション・夫婦の距離感・離婚危機等 何でもご相談ください。 カウンセリングを活用してみませんか? お待ちしています。 夫婦問題の解決のヒントになる記事を掲載してあります。 アメブロこちらからご覧くだい。 青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり 戻る ブログ一覧へ戻る カテゴリー ブログ 新着情報 お知らせ 過去のデータ イベント コラム 新着記事 2025.10.12 夫婦カウンセリング・夫婦の領域 2025.10.09 「すれ違い」が離婚の誘因になっていく過程 2025.10.06 無関心は夫婦関係の赤信号・『夫婦から他人へ』