2024.12.25 ブログ 実家依存が強い妻・一卵性母娘 夫のカウンセリングの相談で多いことです。 実家依存症の妻は 増えつつあります。 精神的な自立ができていないことが多く、 自尊心が低いことが誘因の一つです。 親も子も自立できていなく、 「共依存」になっています。 「一卵性母娘」といわれる誘因があります。 夫が出張の時、夫婦喧嘩した時など 何かというとすぐに実家に帰ってしまう妻のことです 実家の方も一人っ子の娘などを嫁に出して 寂しい思いをしています そこに娘が実家に来てくれることにより 活気や活力や張り合いがでできます 娘は何かと心遣いをしてくれる親、実家を 避難場所とし自分の居場所とします。 このような実家依存症の妻たちの傾向として 「一卵性母娘」と言われるように 母親と娘が友達のような関係で仲が良く 夫が入り込めないというケースもあります。 この問題が深刻なのは、 家族が介入することにより、 夫婦関係が築いていけないことにあります。 夫38歳の相談です。 妻は32歳子供4歳です。 妻は、一人っ子で何かにつけ実家とのかかわりが強く 実家との距離を持ちたいというご相談です。 ◇実家依存症の特徴 ⒈物理的または経済的に親の援助に頼っていること。 ⒉妻と親が友達のように何でも話せる、「友達親子」であること。 ⒊家庭の悩みを夫より先に実家の親に相談していること。 ⒋親の意見を最優先で、夫に妥協してもらうことが多々あること。 ⒌夫が出張していない時等暇さえあれば実家に帰ること。 ⒍新居を決めるとき、できるだけ妻の実家に近いところを提案してくること。 1.妻母絶対タイプ 夫よりも妻母を信頼していますので、何でも親に話ます。 2.妻母から卒業したいタイプ 実は妻母から解放されたい妻もいます。 夫が味方になることで、妻母から卒業できて、 妻母よりも夫を信頼できるようになることもあります。 ◇もともとブランド好きな妻ですが、サラリーマン ということもあり、頻繁に妻の好きなブランド品を 購入できないこともあり、実家の両親が 「これで妻に買ってあげて」等と現金を渡されることがあること。 ◇子供の教育に意見を言ってくること。 習い事・塾・学校・しつけ ◇専業主婦なのに、週の4日はお昼・夕食を実家で食べて 夫の夕食は、実家の母親の料理をパックに詰めて 持ち帰り温めるということ。 「夫に妻に想いを伝えましたか?」 とお聞きしたところ 妻は、「会社に行っていつもいないでしょ! 実家の親に助けてもらって何がいけないの?」 と喧嘩になってしまうそうです。 結婚したので別所帯です。 夫は、「自分の家のことを第一に考えて欲しい」という自尊心 妻は 実家の親に助けてもらえることが心強い 結婚前の親子の関わり方が密である場合は 特に実家との距離をとることは、簡単なことでは ないようです。 「実家との距離感」「実家と家計」の問題で 夫婦関係に溝が出来てしまい「離婚」に 至る場合も少なくありません。 夫は、「離婚」を望まれていません。 実家との関係の問題は、妻・実家の親に直接話して 解決しようとすると、夫婦関係に方がこじれたり 実家の親の逆鱗に触れてしまうことが多いです。 間接的な対応策をとっていった方が 無理なく解決できることが少なくありません。 夫の転勤により、住まいが実家と離れて 自然と距離が保てるようになる場合もあります。 可能であるならば、転勤でなくても 実家から少し距離のある場所に移り住むこと も一つの方法としてはあります。 一番大切なことは、 ◇独立した家庭であることを自覚できること。 妻の親が介入することによって夫は息苦しさを感じ、 夫の意見が尊重されていないのではないかと疑念を抱きます。 親の意見は参考程度にとどめ、家族間の決め事は夫婦2人で 決定していくことです。 ◇夫婦2人で「成功体験」を積み上げていくこと。 夫婦2人で力を合わせて、子供のこと・家事・家計の問題等を 対応してより良い方向に進めることで、 2人で家庭を過ごしていくことの楽しさ 自信が持てるようになります。 自分家庭に自信がもてることにより、 親との距離も徐々にとれるようになってきます。 2人で人生を共存していく為に お互いに素直な想いを話し合い、 お互いに幸せを感じられる人生を 歩んでいけるための2人の新たな価値観 を創造していくことです。 楽しいこと・大変なこと・日々の日常生活の中でのことを 2人で経験することでこと夫婦の絆も深まり 「家族」・「自分の居場所」になっていきます。 お互いが「一個人として精神的に自立した大人」として 家族に向き合っていけることにより、パートナーとの 向き合い方も変化してきます。 夫に上記のことをお話させて頂きました。 夫は、「確かに、最近2人だけで楽しい時間を過ごすこと が出来ていなかつった・・会話すると実家のことで 喧嘩になりがちで・・ 楽しくすごすことを忘れていました。 妻・子供と楽しく過ごせる時間を増やしていきたい ありがとうございます。」 と言われて帰宅されました。 折に触れて、ゆっくり過ごせる2人の時間をもち お互いが、 ◇「何を大切にしていきたいのか?」 ◇「何を望んでいるのか?」 ◇「2人でいて楽しいことは何か?」 ◇「2人で穏やかな暮らしができることは何か?」 を話し合い共有していけることが とても重要なことです。 今後もカウンセリングを続けさせて頂きます。 夫婦のコミュニケーション・夫婦の距離感・離婚危機等 何でもご相談ください。 カウンセリングを活用してみませんか? お待ちしています。 夫婦問題の解決のヒントになる記事を掲載してあります。 記事はこちらから 青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり 今後もカウンセリングをさせて頂きます。 戻る ブログ一覧へ戻る カテゴリー ブログ 新着情報 お知らせ 過去のデータ イベント コラム 新着記事 2024.12.25 実家依存が強い妻・一卵性母娘 2024.12.22 被害者意識のあるパートナーの特徴・対応 2024.12.19 夫の相談多いんです。