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Le Couple mieux

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2024.11.11 

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男性の更年期ご存じですか?

あなたは、更年期というと女性・妻のことを
思い浮かべられていませんか?
最近理解されてきていますが
夫・男性にも更年期はあります。

48歳妻の相談です。
夫は52歳子供2人成人しています。
夫は真面目で責任感が強く仕事でも責任ある役割を
与えられていらっしゃいます。

結婚して24年です。
ここ一年夫がイライラすることが多く
感情の起伏が激しく、
妻等にあたることもあるのだそうです。
穏やかな性格で、あまりイライラする
性格ではなかったそうです。

大好きだった野球観戦も関心を示さなくなり
溜息が多く笑顔が少なくなり、気力があまり
感じられないそうです。

断定することは勿論できませんし
することではありません
専門家にご相談されることも大切です。

以前相談にきてくださった方にもいらしたのですが
男性更年期にこのような状態になられる方が
少なくありません。

男性更年期障害は、男性ホルモンである
テストステロンの減少が原因で起こります。
男性ホルモンの分泌は20代~30代代にピークを迎え、
40代後半になると減少していくのが一般的です。
分泌量低下の主な原因は加齢とストレスといわれており、
真面目で几帳面な性格の人や責任感が強い人等に
発症する可能性が高いと言われています。
女性の更年期障害は閉経の前後5年間が発症のピークと言われています。
男性の場合は特に好発年齢はありません。
40代以降なら何歳でも発症し得えます。
男性の更年期障害には女性のように閉経前後といった目安がなく
本人も更年期だと自覚なく、症状に苦しむことも
少なくありません。
放置するとうつ病、心筋梗塞、骨粗しょう症に繋がることもあります
◇集中力や記憶力の低下
◇無気力
◇不安感
◇頭のもやもや感、
◇イライラ感
◇うつ疲労感等
◇精力低下(勃起障害・性機能低下)

 

 



 

 

妻は夫の現状に、
◇「ご自分が至らなかったから・・・」
◇「夫の状態を理解できてなくて」等と
おっしゃってご自分を責めていました。

決して妻のせいではありまえん。
夫が精神的に弱いわけでもありません。
夫婦の関係も良好で穏やかな暮らしをされています。

大切なことは家族・友人が夫の状況を受け入れてあげて
傍らで見守りながら押し付けないように寄り添って
サポートしてあげることです。

ストレスを受けるとさまざまなストレスホルモンを分泌します
これが循環器系や呼吸器系、消化器系、免疫系などに影響するため、
動悸、息切れ、食欲不振、疲労などをひき起こし、
更年期障害を悪化させる原因となります。

男女に共通しているのは、更年期のストレスは
◇「自分の生き方や老後」
40代になるとご自分の人生を見つめ直すことも増えます。

<ストレスの要因>

◎男性の更年期のストレス
⒈仕事上での重責、地位、居場所、リストラ
⒉家庭内の問題(夫婦の関係、離婚など)
⒊1人の男性としての自信喪。
◎女性の更年期のストレス
⒈子どもの受験、就職、結婚など
⒉子育てが終わり、夫と向き合う時間が多くなる
⒊1人の女性としての自信の喪失。

<食事>
バランスの良い食事はとても大切です。
ご自分の好みに偏らない食生活も有効です

◎男性と食事
男性のテストステロンの生成を補助するのが、
ミネラルのひとつである亜鉛です
亜鉛が不足してくると、精巣や前立腺の働きが悪くなり
疲れやすくもなります。
カキ(牡蠣)や魚介類、海藻類、ナッツ類、レバー等
ビタミンCを一緒にとると効率よく吸収されます。
免疫力を低下防止には、ビタミンB群・C・E
抗酸化ビタミンも積極的にとると有効です。

タンパク質は男性ホルモンを強化し、
筋量増加も期待できます。
良質なタンパク質は、卵や肉類・牛肉・豚肉・鶏肉、
魚や牛乳、大豆などに多く含まれています。

ニンニクやニラ・ネギ・アボカド・人参・山芋などは、
タンパク質とともに摂るとテストステロン増強作用が
期待できる食材ですので、調理する時に加えることも
効果的です。

◎女性と食事
大豆に多く含まれているイソフラボンは、体内でエストロゲンと
同じ働きをする物質です。
不定愁訴の改善
骨量を増加
コレステロール値の上昇を抑える
更年期の女性には有効な食品です。
大豆の煮豆や納豆、豆腐、おからなどの大豆食品
骨粗しょう症の予防には、カルシウムとその吸収を
助けるビタミンDとKも一緒にとると有効です。

更年期の症状は、男女問わず一人一人違います。
更年期をご自分自身でも受け入れていくことも大切です。
誰にでも起こりうることです。
社会の複雑化が進みより強いストレスを受けることが
多くなってしまっています。
疲れたら無理しないで、「休むことはとても大切です。
「休むこと」は、「生きること」です。

サラリーマンである夫は自分の会社での
今後に対する不安等も
かなり影響が大きいようです。
焦らずゆっくり時間をかけて歩んでいけることが
とても大切です。

夫婦で同時に更年期になられる方も多く
お互いを受け入れられずすれ違いになり
「離婚」に至ってしまう場合もあります。

その時その時の状況をありのまま受け止めて
パートナーの想いに寄り添いながら
歩んでいくことは簡単なことではありませんが
とても大切なことです。
パートナーに受け入れてもらえることで、心強く
安心もできて、症状が和らぐことも少なくありません、

 

 



 

 

妻も「夫をサポートしていきたいと思います」
と言われて帰られました。
結婚生活は言うまでもなく色々なことがあり
それをそのまま受け止めて
パートナーと乗り越えていくことなのです。

パートナーが傍らにいてくれることは
幸せなことです。

折に触れて感謝の想いを伝えられることで
よりよい関係を保てます。
今日夫・妻に伝えてみませんか?

更年期・子供の教育・夫婦の距離等何でもご相談ください。
カウンセリングを活用してください。
お待ちしています。

夫婦問題の解決のヒントになる記事を掲載してあります。

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青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり