夫婦問題・嫁姑問題などのお悩み解決をお手伝い。

Le Couple mieux

ブログ

2022.01.28 

ブログ

「一歳危機」を共に乗り越える

こんなはずじゃなかった。
子育てが始まるとともにパートナーへの気持ちが
冷め始める夫婦が少なくありません。
家事や育児についての思惑のズレが浮き彫りになってきます。
良好な関係を保つにはどうすればいいのか。

家事に協力的な人が増えてきたとはいえ
「まだまだ家事は妻に任せして仕事に集中したい」
と考える夫は多いようです。

若い20代・30代の時期の夫は仕事で忙しく
妻は子育てに忙しく、お互いに
余裕の持てない時期です。

「一歳危機」と言われる時期です。
「家事や育児についての思惑のズレが浮き彫りになる」
と言われている時期です。
「母になった妻、父になりきれない夫」
意識の違いは、大きいです。

妻は、「夫は家事を手伝ってくれないし、
子供とも遊んでくれない…”と不満が募ります」
夫は、「仕事で疲れて帰宅しているのだから、
少しは家でくつろぎたい」



妻が、忙しく子育て・育児をしているのに
育児に協力的でない夫に不満を抱き
「私ばかり大変」と感じる妻のストレスは
子供が一歳になる頃にピークを迎え愛情も減退してしまい
冷めた夫婦関係になっていってしまうことです。

1歳危機を乗り越える”ための対処法は、

産後クライシスや離婚を経験したことがある方々に話を伺うと
「対話不足」が事態を深刻なものにしていったことがよくわかります。
「対話」とは、価値観の違いを尊重し、互いに納得のいく結論を
導き出していくコミュニケーションのこと。
パートナーとの間に理解や共感を積み上げながら、一つの方向性・目的に対して
「2人の価値観」を見出していく前向きなやりとりのことを言います。

産前産後の妻たちは、ホルモンバランスの乱れや体の疲れから感情的になりすぎたり、
初めての育児で不安になり、イライラしがちに なります。
妻がイライラして、言動がきつくなると
夫は、妻の状況を受け止められず、喧嘩になってしまうことも多々あり
夫婦ともに疲弊し、対話も減っていきがちです。

マイナスの感情であっても、互いの感情に寄り添いながら、
その時の素直な想いを夫婦で考え、話し合い、決めていく。
辛い・大変・苦しい時、共に乗り越えていくためにも対策を
「対話」ができれば、産後も良好な夫婦関係を築いていくことができます。

「対話」する時、お互いにパートナーがしてくれたことを
否定しないことがとても重要です。

◇2人で良く話し合い、閉塞感や大変さを共有すること。
◇お互いに感情的にならず、
無理なくできる2人のルールを決めていくこと。
ルールは、臨機応変に対応していくこと。
◇お互いの不足していることを協力して補い合うこと。
◇2人の時間をつくり「楽しいと思える時間」を過ごすこと。
とても大切です。
◇感謝の言葉を伝えること。

この年代での妻の52%が「離婚」を
一度は考えたことがあるそうです。

日々の生活の忙しさ・疲労感が増していくにつれ
どうしてもパートナーへの心配り・思いやりが
行き届かなくなってしまいがちです。

◇「相手任せ」にしないこと。
◇口先だけのごまかしはしないこと。

妻に依頼されて「後でやったおくよ」
と言ったのに行動しない夫に
妻は、よりストレスを感じます。

妻は、夫の得意としていて夫が心よく
手伝ってくれることを要望することも大切です。

夫は、自分のできそうな家事・育児を
妻に伝えて、出来ることから
協力していくことが大切です。



「対話」する時、お互いにパートナーがしてくれたことを
否定しないことがとても重要です。

◇「自分とやり方が違っても尊重すること」
◇「ありがとう。助かったよ。」
◇「嬉しいな~」
◇「ふたりで向き合ってゆっくり対話する時間」
◇「対話を楽しめる夫婦関係」
◇「前向きな答えを導き出せる夫婦関係]

感謝を伝えることもとても大切です。
感謝の言葉の威力は無限です。
生きていく活力にもなります。
心も穏やかになれます。
笑顔も増えていきます。
笑顔が溢れてくると
穏やかになれて幸せな気持ちになれます。

子供を授かると、二人だけの時の生活とは
何もかもが大きく変わります。
育児で心身が疲れ切ってしまい、
パートナーに感情的になってしまうことも少なくありません。
想いは、言葉にしなくては伝わりません。
しっかりと言葉で自分の気持ちや状況を伝えていける関係は
何よりも心強いことです。

あなたは、パートナーに素直な想いを
伝えていますか?

家庭は2人で築き上げていくものです。
お互いに不足していることを協力をして
補い合い2人ならではの心地よい・安らげる
家庭を築き上げていきましょう。

お互いに1人の時間をもつことも大切です。
◇子供が寝た後にゆっくりお風呂に入る
◇好きな音楽を聴く
◇好きなものを一人でゆっくり食べる
◇友人に会って話をする
子育ては、お互いに協力し合い歩んでいくことです。
夫が、産後の妻の変化があることを理解して
受け止めていけることが必要です。
夫が受け止めてくれることで信頼関係
絆が深まり、乗り越えていけます。
寄り添って歩んでいきましょう。


夫婦の距離感・離婚危機・修復等何でもご相談ください。
カウンセリングを活用してみませんか?
お待ちしています。

夫婦問題の解決のヒントになる記事を掲載してあります。
記事はこちらから

青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり