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Le Couple mieux

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2021.08.28 

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夫婦喧嘩が始まる時

「夫婦喧嘩」になる時は、どんな時なのでしょうか?
コロナ禍で「新しい生活スタイル」になり、今まで以上に一緒にいる時間が多くなり、
ストレスが溜まっていると、イライラしてしまい

◇普段は気にならないことが、気になること
◇普段溜まっている不満が出てしまうこと
夫婦喧嘩になることも多いですが、根底には
下記のことがあります。


⒈パートナーの言動を否定・批判すること。
何時もメールくれないのね
家事手伝ってくれる気ないの?
給料が少ないわね
容量が悪いわね
自分勝手なんだから。
人の気持ちが分からない人ね。
無神経ね。        

⒉自分の価値観を強要・押し付けること。
休日くらいだらだらしないで家事・育児をしてよ。
ごみ出してきてよ。
人の話きているの?
あなたのセンスは悪いからこれにしなさいよ。
子供の教育・しつけ問題



⒊人と比べること
~さんの家の旦那さんは~してくれるらしいよ。
~さんの家夏休み家族旅行行くらしい
義理の母の料理は美味しいな

⒋パートナーの言ったことに対しての返答がないこと。
パートナーの依頼に生返事する
「う~ん」
パートナーがはなしかけているのに
反応がなく、知らん顔したり、無言だってりする。

⒌自分が聞いていないと想いことがあること。
そんなこと聞いてないよ
急に言われても
何回も言っている?知らないよ。

夫婦喧嘩をしている時の精神状態は、お互いに良くなく
「売る言葉に買い言葉」となってしまうことも
少なくありません。
「どちらがいい、悪いではありません」
お互いを裁くような喧嘩になってはいけません。

夫婦喧嘩は、どちらか片方が良くないという時は
多くはありません。

批判・皮肉ではなく要望としてパートナーに伝えることも
夫婦喧嘩にならない一つの大きな要因です。

要望は、
「今日子供の幼稚園のお迎えにいってもらえると
助かるわ。美容院いきたいので」



批判は、
「自分勝手なことばかりしてないで、たまには幼稚園迎えに
行ってきてよ。私はどうでもいいんでしょ。美容院さえもいけないのよ」

夫婦の会話は、2人で問題を解決することが目的ですが
批判・皮肉の感情を交えて言葉にされると
感情のぶつけ合いになり、気分も不快になり、
夫婦喧嘩に発展していきます。


日々の生活に追われて疲れてくると、心にゆとりが無くなり
イライラして言葉も強くなり、喧嘩に繋がりやすくなります。
夫婦喧嘩をして時間がたつと
「あの時の夫婦喧嘩は何が原因だってのかな」と
思い返せない時もあったりします。

パートナーがイライラしていると感じた時
自分がイライラしていると想う時は
少し距離を置いてから言葉にすることも
とても大切です。

改善していことがある時は、
2人ともゆっくり過ごせる時間のある時に
場所を変えて冷静に話せる時に伝えあうことも
良い方法です。
「~でなければならない」という想いは
夫婦関係に溝を作る誘因にもなり得ます。
現実を受け止めて、対応していけること
「~あるべき」「~でなくてはならない」
という想い・価値観から離れることにより
自分自身も楽になれて、パートナーの想いも
受け入れられ、理解・尊重していけるようになれます。

パートナーは、疲れている時・何かあった時
ただただ笑顔で「おかえりなさい」と
迎えてくれてくつろぎたいのです。

夫は、仕事での悩み・ストレスは、本人が口にするまで
触れないで欲しいと思う人が少なくありません。

妻は、その日の出来事、仕事の悩み・ストレスは、帰宅後
「聞いて欲しい、言葉にしたい」と想う人が多いようです。

家庭は、くつろげる場所であって欲しいのです。
パートナーには、ありのままの自分を認めて
欲しいと想います。

夫にとって仕事は大きなことです。
妻が家事を夫に褒めてもらえると
嬉しいのと同じです。
その想いは、妻も同じですが、表現方法が違うのです。

◇パートナーの立場になって物事を
考え行動できること
◇信じて見守ってくれていること
◇適度な距離感を保てること

一番身近で大切な人なので
ついつい心配になり、感情が伴い、言葉が強くなったり
何も伝えなかったり、してしまいます。

言葉にする前に、パートナーの想いに
寄り添えることが重要です。

お互いに認め合い信頼できるパートナーが
傍らにいてくれることは幸せなこです。

パートナーが落ち着つくまで「間」をとり
パートナーが落ち着いた時、話しをしてきた時
遮らずに全部を聞くことが大切です。

自分のすること・存在することを喜んで
くれる人が傍らにいてくれることは
人の心を柔らかく穏やかで強いもの
にしてくれます。
困難にも立ち向かえる支えになります。

落ち着ける環境でゆったりと過ごせることで
問題にも向き合えていきます。

2人にとって居心地よい環境を創造していけることが
夫婦において何よりも大切なことです。
折に触れて、ゆっくり過ごせる2人の時間をもち
お互いが、
◇「何を大切にしていきたいのか?」
◇「何を望んでいるのか?」
◇「2人でいて楽しいことは何か?」
◇「2人で穏やかな暮らしができることは何か?」
を話し合い共有していけることにより
「~であるべき」「~でなくてはならない」という
想いは無理なく減らしていけることになります。

必要のない夫婦喧嘩は、減らしていけることも
大切なことです。

日常の日々の生活を大切に「こうしておけばよかった」
にならないようにパートナーとの時間を過ごしていきましょう。

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青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり