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Le Couple mieux

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2018.10.20 

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イタリアの結婚・離婚事情

国によって結婚事情も変わります。
日本は、晩婚化が進んでいます。
イタリアもかなり「晩婚の国」なのです。
男性も女性も、結婚しない方が得という考え方の
人たちが増えています。
結婚後の、手続きや財産の共有や法律などを
面倒に思っている人が少なくないようです。
イタリアの経済事情は悪く、若者の失業率が高く
結婚を考えにくい状況もあるようです。

「結婚しない」・「事実婚」を選択して
いる人が多いようです。
結婚するのは、新郎、・新婦が住民票を
置く市役所において行う結婚式「リーガル挙式」
が増えているようです。
人気が高いのが
フィレンツェの市役所ヴェッキオ宮殿です!
ヴェッキオ宮殿内にあるとっても素敵な「赤の間」
という広間で市長代理が挙げてくれる
とても重厚な雰囲気のウェディングです。
婚姻届にサインをする日・結婚式の日を予約します。










その時、夫婦の財産は共有にするか等を決めたり
婚姻に関する法律の説明があったりします。
背景には、様々の誘因があるようですが
事実婚のほうが待遇がよいことも大きいようです。
父親の住民票を実家にしていれば
法律的には、母子家庭なので
保育園に、優先的に入園できたり
学校の給食代も免除されするそうです。

「離婚」はお互いの同意であっても
別居6ヶ月が最低必要です。
以前は、最低3年はかかっていたようです。

カトリック教徒の場合は、
◇役所手続きによる「民事離婚」
◇教会裁判所に「宗教離婚」
両方を認めてもらう必要があり、時間を要します。

「離婚」となった場合、元夫が、家族の生活費・教育費等
生活に必要な費用の全額負担をしなくてはならないので
籍を入れるのに慎重になるようです。

「結婚とは何か」「夫婦とは何か」 等
結婚において必要な「契約内容の確認」をします。

「結婚は一つの契約」という人も多く
「結婚しなくても家族は築ける」という
考えの方が少なくないようです。

◇結婚しなくてはいけない
◇30過ぎたら焦る
といった想いはありません。

イタリアは結婚してもどちらかが姓を変えることはないので、
傍からみてると「法的に結婚してるのかどうか」
本人に聞いてみないとわからないし、
結婚しても、事実婚でも待遇の差というのは、
ほぼないようです。









1980年代くらいまでは、カトリックの教会であげた結婚式は
神の前での誓いなので離婚することさえ禁止されていました。

離婚の認められた今では日本以上の離婚率となっており、
結婚観はとても大きく変わってしまいました。
地域によっても結婚観は変わります。
南に行くほど熱心なカトリック教徒で結婚や家族を
重要なものと捉えるので、結婚する年齢も若くなります。
熟年同士のカップルや再婚などが日本に比べて物凄く多いことです。
そのため、子供達の学校の同級生の両親の年齢はバラバラです。
再婚や年の違いの大きい兄弟も多いのでお祖父さん
お祖母さんと思われる人もいます。

日本でも結婚に対する価値観が多様化しています。
あなたは、どうお考えでしょうか?

「ご相談者様・お子様の望まれている幸せ」
に歩めるようにサポートさせて頂きます。

・修復・コミュニケーション・離婚危機等
何でもご相談ください。


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青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり</stron