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Le Couple mieux

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2018.09.11 

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夫婦の距離感・パーソナルスペースの大切さ

あなたは夫婦関係の「距離感」を意識したことはありますか?
人との関係を保つには、「パーソナルスペース」
「自分の領域」がとても重要です。
領域には物理的な距離と精神的な距離があります。

人には、個々のパーソナルスペースがあり
この領域に自分以外の人が侵入してくると
圧迫感や不快感を抱くようになります。

パーソナル・スペースは、子どもの頃に経験した
周囲からの教えや親の姿などに影響を受けるといわれ、
育った環境によって人とのつきあい方に影響を受けています。

夫婦の間でもパーソナル・スペースの持ち方は
違いがあることを理解し、互いの距離感を
意識することが必要になります。









夫婦の関係であってもパーソナル・スペースの
程よい距離が保てていない場合は
パートナーに対する甘えや
依存心の高さが表れているとされています。
パートナーに甘えや依存心が強いと
過度な要求や好き勝手なことを
言ってしまいがちです。
パートナーへの信頼感が揺らいでいる時の
パートナースペースを詰めがちになります。
パートナーことが気になるからといって
勝手に携帯電話をチャックしてしまったり
自分の思い通りにならないと機嫌が悪くなる
等のこと思い当たりませんか?

夫婦であるとはいえ、別人です。
パートナーの踏み込んで欲しく無いところまで
踏み込まれることは、不快です。
自分が心地よいと感じられない空間に
入れられている感じです。
信頼されていないのでは?との
想いにも繋がります。










パートナーの言動・趣味・価値観を批判せずに
尊重・理解する態度も大切です。
お互いを理解しようとすることと
距離を詰めることは別です。
理解・尊重することは、パートナーの言動を
ありなまま受け入れ、見守ることができることです。
理解・尊重できてくると、自然と
夫婦の距離感が掴めてきます。

人は、公的自己意識と私的自己意識の
バランスが大切だといわれています。
◇公的自己意識…他者評価を気にする意識
◇私的自己意識…自分自身がどう在りたいかを重視する意識

パーソナルスペースを保ち続けていくには
◇お互いの趣味や付き合いなどに干渉しすぎないこと
◇仕事に関して、相談されない限り苦言・小言を言わないこと
◇休日別行動をできること。
一人の「男性・女性」として「本来の自分」に戻って
好きなことをする時間があってこそ、心にゆとりが持てて
イキイキと魅力的な一人の大人として
互いに尊重し続けられるのではないでしょうか。

お互いの信頼関係がなければ、
程よい夫婦の距離感は
保っていくことは困難です。
日々の生活の中で、
「何を求めているのか?」
「何を大切にしているのか?」
お互いの想いを言葉にして
共有していることが夫婦の絆、信頼関係を
より深くしていけます。

上手くいっている夫婦は、言いたいこと
したいことをしているようですが
パートナーとの距離感を理解できています。
相談に来てくださる方は、
お互いの大切にしたいこと・求めていること
が分からなくなっていることが少なくありません。

信頼関係があるからこそ
程度な距離感を保て、心地よい夫婦関係を
保ち続けていけます。

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青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり