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Le Couple mieux

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2018.07.11 

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真実は一つではない

夫婦喧嘩になる場合、真実と事実の違いから
起きてしまうことが少なくありません。
真実と事実には、大きな違いがあります。
事実は、本当にあった事、現実に存在する事です。。
真実は、嘘偽りのないこと、本当のことを意味します。
事実はひとつで、真実は複数あると言われるように、
事実と真実は異なり、一致しないことが多いです。

真実は、人それぞれが考える本当のこと「事実」で、
客観的なものではなく、主観的なものである為
自分の考え・記憶を基に判断することを
事実だと誤認することがあるようです。

妻「爪切り何処に置いたの?」
夫「何時ものところに戻したに決まってるでしょ」
妻「無いからきいてるのよ」
夫「自分が使って何処かに置きっぱなしにしてるのでしょ」
  「え?覚えていないの?」

 

 

 



 

 

 

全く事実とは異なることを
自分が絶対に正しい・真実であると主張します。
「自分の考える事実」になります。

あの時~言った・言わない等の夫婦喧嘩が起きるのも
この現象によることが多いです。

人が、自分の記憶として留める時、
無意識のうちに、自分の価値観で考え
自分の有利なように記憶されます。
自分が傷つかないように、自分を守ります。

真実とは、違っていても本人にとっては
真実なのです。

真実は、一つと思っているので
真実を伝えている自分が正しいのです。
夫は、真実と違うことを言っているのことに
夫の表情・発している言葉に反応して喧嘩になります。
夫が本当に何を考えているのか?
何を意図しているのか?
夫の胸中を察しようとしても、
裏目に出ることもあります。
夫婦喧嘩になる時に
「それどういう意味?」等と口にすることがあります。
お互いに自分の価値観を基に思い込んでしまっていることで
イライラしたり、すれ違ってしまうこともあります。

夫は、夫で正直になりづらい、なれない理由があります。
責められれば責められるほど防衛本能が働いて、
怒ったり、否定したり、無視したりします。

妻の、話に耳を傾けなくなると
「なんで私の話を聞いてくれないの?
「私のことバカにしてるでしょ」等と言葉にして
夫婦喧嘩が悪化してしまいます。

 

 



 

 

 

問題は、どちらが正しい、正しくないではありません。
現実は、白黒ははっきりすれば解決するということはありません。
2人とも正しいこと、、2人とも間違っていることもありえます。
「真実は、1つではない場合もあり、どちらかが1人が正しいことはない」
ことを互いに理解して、尊重することが大切です。
「自分が正しいと主張することは、パートナーが間違っている」
と主張しているのと同じことにあります。
パートナーを否定していることにあります。

夫婦が、勝ち負けを競い合うような夫婦喧嘩は、
夫婦の関係を悪くしていきます。
どっちが正しくてどっちが間違っているかの
問題ではありません。
パートナーの考え・今までの経験等を加味して
お互いに歩み寄り歩んでいきましょう。


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青山夫婦問題カウンセラー鈴宮さゆり